魔法先生ネギま! 137時間目 オトナ格闘相談室

現状確認の回二回目。
まずは新人パートナー二人のアーティファクト能力確認。
パルは予想どおり絵描いたものの召還術。まだまだ賑やかし程度の能力だが(使えて月詠の技「ひゃっきやこぉー」程度だろう)これが後にどんな風に発展するかは判らないだろう。
そして夕映のアーティファクト「世界図絵」の内容は、「初等魔術のための教本」・・・
つまり、これは「最強魔法使い誕生決定」ということだろうか。
元々「世界図絵」という本の題名は実在する17世紀の絵付き教科書の古典。ということは、これは教科書的な役割を果たす本型のアーティファクトであると推測できる。そしてその内容が、「初等魔術のための教本」であると言う事は、現在の夕映にとって必要な内容が書かれていると言う事。つまりこの本の本当の機能は「その時の持ち主が必要としている知識が表れる事」であるのは容易に推測出来る。教科書的な機能という事で、一足飛びに情報が表れるとは思えないが、もしこの推測が正しいとすると、夕映は努力次第で無限の知識を得られるも同然と言える。
ただ、ここで気になるのが、夕映自身の魔法使いの能力。これについては、ネギま!世界における魔法使いの定義が今一つ曖昧なので、はっきりした事は言えないが、今までの説明だと、魔力量は資質により、魔法力は精神力によるものらしい。少なくとも夕映は、現在魔法が使える事から、魔力に対する資質を持ち合わせている。そして、その力は精神力次第と言う事になるが、彼女の精神力は短期間に魔法を習得した事からもかなりのものであると推測出来る。
つまり魔力的なスタミナについては未知数だが、このアーティファクトとの連携によりかなり強力な魔法使いになれる可能性を秘めている、と言う事になるのではないだろうか。現在のネギでさえ、知識を得るためにエヴァの教えを請わねばならない事を考えると、下手をすればそのネギを越える知識を得てしまう可能性もある。さらには、そのエヴァですら辿り着いていない知識にも・・・。まあ、あくまで妄想の域をでないが。
何はともあれ、以前のネギと同じ位置に立てたという喜びと、自分の現状の無力を憂える表情を同時に湛えた夕映が絶萌え。
そして今回は、エヴァ様祭。
アダルティな魅力とロリエロな描写でもうくらくら。ネギを襲うシーンもエロだが、アダルトドレスをツルペタ時に着込んでの格闘なども素晴らしくエロい。
そしてネギへの問いかけは、以前からネギ自身が抱えている問題でもある。この問題はそう簡単には振りきれるものではないが、エヴァの言葉は実に的確で優しい。ネギは、いずれ自分自身の答えを見つけるだろうが、その時まで、この師匠の言葉はネギにとってなにかしらの力になるに違いない。
追記
考えてみれば、パートナーはマスターから魔力供給可能だった。夕映がネギのパートナーになっている時点でかなりの魔力が使えるはずだ。けれども、夕映がネギから積極的に魔力を受け取る姿はあまり想像できない。彼女は出来るだけネギの負担にならない方策をとろうとするに違いない。