ネギま!?カードゲーム 1時間目「仮契約ってどうするの?」 by明日菜

ちょこっとだけ買ってきて弄ってみる。やはりカードゲームだけは手に入れて触ってみないと雰囲気が分からないものだ。
TCGでやはり一番気になるのは、いかに独創的なデッキを組めるか、それだけの幅の広さがあるか、という事。その幅の広さこそがTCGの魅力のほぼ全てと感じている。そうでなければ、単なるトランプと変わらない。
そういう点から見てみると、このTCGはどうも今一つな感じ。
このゲームのカードに書かれている情報は結構単純だ。それでいて、その情報の組み合わせで、結構様々な要素をまかなっているのは評価できる点。結構それらをバランス良く組み合わせていかないと勝てないように作られていて、その点ではそれなりに知恵を巡らせる余地がありそう。
けれども、そのバランスが必要なところが逆にネックになると思われる。
このゲーム内では2種類のバトルがある。一つはいかに同じキャラのカードを持って居るかで勝負するキャラバトルで、もう一つは様々な要素で攻撃力を上げたカードで殴り合うパクティオーバトル。そして、結局勝負を決めるのはパクティオーバトルのダメージによるものであり、キャラバトルはその前哨戦として機能する。つまり、どちらの要素もバランス良くしておかないと、最終的なダメージには届かない。
これは一見複雑そうだが、その双方のバトルのバランスを図っていくと、最終的にはどれも似たり寄ったりのデッキになる、と言う訳だ。さらに致命的な事が、イベントカードという、イレギュラーを引き起こすカードの種類が極端に少ない事。カードが場に出るスピードも、ほとんど操作出来無さそうだ。これによって、バランス良く出てきたカードによる、単なるガチンコの殴り合い、という以外の局面がほとんど存在しない事になる。
カードの種類を増やす事によって、より多面的な様相を見せてくれると良いのだが、このバトルシステムの中ではそれも難しいような気がする。
結局、今のイメージとしては、キャラトレーディングカードに「一寸遊ぶ要素を加えてみた」程度の魅力しか感じない。それも、カード自体の魅力としては鬼ソートと言われるコスプレカード以上のレアカードしか対象にならないし。
まあ、こちらの見立て違いと言う事もあるので、暫く様子を見てみよう。

まゆさわごきげんトークライブ2 Akasaka Live Theater ECOLE

今回のトークのテーマはまゆさわ二人の音楽人生について。
子供の頃からどのような音楽に触れてきたのか、歌を交えながら振りかえる感じ。かなりプライベートな部分を聞く事が出来て、なかなか楽しかった。二人とも話しは面白いし。
ただ、時間が1時間半程度で、歌も1コーラスを数曲だったりと、ボリュームに欠けていたのも事実。トークのネタとしても「懐かし系」が主だから爆発的な受けを取る事は出来ないし。そう言えば、「ネギま!」に関する話題も最初の衣装についてだけ。(石毛佐和の着て来た衣装は「ネギま!始業式」の時のものだった)やはり、ネギま!で知ったファンも多いはずだから、もっとあざとい受け狙いが欲しい。例えば、ネギま!の単行本の一シーンに声を当てるとかをやって欲しかったかも。