池(?)Pプレゼンツ Vol18「池Pの 勝手に すごい 四十九日」 ロフトプラスワン

赤いハンカチ巻いて参列してきた。
池Pに関しては、やはりカレイドスターから。イベント的な係わりも深くて、作品に対する真摯さも強く感じさせてくれる人だから、とても好意的に思っていた。余裕があればこの「池Pプレゼンツ」も出来るだけ参加していた。それだけに、彼の死に対しては残念極まりない。彼の手掛けた作品も、もっと沢山見てみたかった。
彼の事を最後に見たのは、昨年末の「登風」の会場で。なんだか、後ろの方で席に深く座って、帰り支度の客をぼんやり見ていた。どうも今回話を聞いていると、その二日後に倒れて入院したらしい。
少し元気がなさそうだったけれども、いつもどおり飲んだくれているのかなwと思って、特に声をかけなかった。今思い返すとそれが少し心残りだ。
そんな彼を供養するのは、おいちゃんとサトジュン、大将と男八段前田登とやまけんと言う、いつも通りの面々。彼の馬鹿さ加減を糾弾出来るのは、やはりこの人達が一番。
そして、出てくるは、出てくるはw。彼に纏わる、爆笑エピソードのオンパレード。四十九日の会場は終始笑いが絶えなかった。なんでも、正式な式でも関係者一同集まって、笑いの絶えない状況だったらしい。
けど、乾杯ではなく献杯で、拍手が出ないのが少し寂しい。
そして、ずっと笑いの絶えないイベントで、最後のゲスト挨拶の時・・・、やはりね。
本当に、彼に対しては「ばーかばーか」と罵ってやりたい。もっと体を大切にしろよ、とか。周りの人間を悲しませるなよ、とか。
この「池Pプレゼンツ」は、「エンカレッジフィルムズ プレゼンツ」として継続してくれるらしい。おいちゃん頑張れ。
最後に、客席一同、彼に対する愛ある掛け声をかけて、終演した。
「バーカ」

true tears×花咲くいろは×TARI TARI ジョイントフェスティバル 舞浜アンフィシアター

気持ちを切り替えて舞浜に急ぐ。東京駅で走った甲斐があり、なんとか間に合った。
もう、このイベントは、ある意味奇跡。
true tearsにしろ、花いろにしろ、TARI TARIにしろ、全ての作品が傑作揃いであり、それらの作品を彩る楽曲も全て素晴らしい。 そのどれか一つの作品のイベントを開催してくれて、その楽曲を聞く機会でもあれば、それだけで嬉しいというものなのに、それを一気に3作品合同でやってしまうというのは、もう想像を超えた嬉しい企画であり、企画してくれて、嬉しすぎて感謝の言葉も選びきれないくらい。
そしてイベントの内容は、王道中の王道。まず作品を大切に、映像を流し、監督からのメッセージを添えて、後は、各アーティストが楽曲を、作品の映像と共に披露する。映像のチョイスも完璧で、もう作品世界に、ずっぽりと入ることが出来た。
白眉は、室屋大先生カルテットによる組曲だったかな。弦楽四重奏に乗せて、各作品の映像が流れるのだけれども、もう、作品を思い出して涙腺弛みっぱなし。
もちろん、そこに至るまで、各アーティストの熱い演奏や、作品に対する温かいコメントをたっぷり聞いていたからこそなのだけれども。どれもこれも素晴らしくて、最高によいライブだった。
これは、作り手が作品を愛していて、また、良い作品を作ったという強い自負があるからこそ出来たイベントだと思う。誰にとっても最高に幸福な空間だったのじゃないかな。
参加出来て、心底良かったと思えるイベントだった。

TVアニメ TARI TARI ドラマCD 旅立ちの歌

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