魔法先生ネギま! 143時間目 恐怖!デスメガネの真実!!

絶望的な戦いの中、自らの才能を開花させる新たなパクティオー者、夕映とパル。そして、その結果は…。
この戦いそのものは全てチビキャラの幻覚だった。うーん、この展開、段階的なキャラの成長を促すという点においては上手く出来ているといえるかもしれないが、あまり感心しないオチのつけ方ではないだろうか。(夢オチがダメというわけではない)一つに、先週、カモによってわざと間違った情報を与えている。これほどまでにあからさまなミスリードは作品を安くさせてしまう。もう一つに、この実戦は読者に望まれていたという事もある。高畑は超に敗れた。ならば、その高畑を倒せなければ超の相手も難しい。超という強敵を設定した以上、高畑のような「中ボス」との戦いによって主人公が強くなるのを読者も期待している。結果、自力で倒したのは事実だが、それが幻覚だったというのであれば、不安を抱えたままになってしまう。演出面でも構成面でも少し疑問を感じる結末だと思う。
しかしまあ、そんな事より…、
夕映が…、ゆえっちが…、ふっとぱされて、「ビクッビクッ」してる!「ガクガク…」している!!
ちくしょう、チビ助、絶対許さん。たとえ幻覚の中とはいえ、夕映にとんでもない事をしやがって!
実に不愉快だ。(なにやら、やつあたり気味w)
とはいっても、今回は夕映大活躍の場であったのも事実。概ねオーケーとするか。
その他のパーティも今回、かなりのレベルアップがあった。
パルは即戦力になるゴーレムの召還が可能である事が判った。これは恐らく幻覚の中だけのことではないだろう。彼女の能力も応用のきく力と言えるだろう。
夕映と明日菜については長くなりそうなので章を分けよう。