ネギまを途中で放り出してしまった人のための「あれってどうなったの?」

  • ネギの体は大丈夫なの?

ネギがマギアエレベア(闇の魔法)を使いすぎるとヤバイ、という話はどうなったのか、という疑問。
これは、ヤバイまま「行き過ぎて」しまいました。
どういう事かと言うと、ネギ君はマギアエレベアを使いすぎて、今では生身の人間では無くなっています。吸血鬼の真祖であるエヴァと同じ様な、ほぼ不老不死の存在となっているのです。
これはある意味、アンハッピーエンドと言えます。ネギ君はもう普通の人間の人生を送れなくなっているのですから。
ただ、エヴァの他に、明日菜も、超も、ザジも、龍宮も、茶々丸も、さよもと、同様に不老・不滅の存在が沢山いますから、本当に不幸かどうかは分かりません。

  • ネギの本命は誰?

ネギは、クラスメイトの高校卒業の時に、本命に告白した事になっています。しかし、誰に告白したのかは作中では明かされていません。
しかし、ヒントはかなり多く出ており、ある程度の推測は出来ます。
意外性があるけれども納得の出来る人。ネギと同類と言える人柄。ネギに振られたり、他とくっついたりしなかった人。これらの条件から考えると、ファンの間では、おそらく「千雨」では無いか、という意見が主流となっているようです。
ただ、作中では「未来は白紙」と言われており、ヒントから導かれた人そのものが変わっている可能性もあります。よって断定出来る要素はありません。

  • ネギはオコジョにならなくて良いの?

魔法使いの世界では、魔法を一般人に知られた魔法使いは罰としてオコジョにされる事になっています。ネギの今までに取った行動は、一般人社会に本格的に魔法の存在を知られる行動であり、とても重大な罪だと思います。
しかし一方で、ネギは魔法使いにとって「本国」と認識されている魔法世界の危機を救った大英雄でもあります。魔法バレは、魔法世界を救う手段である火星のテラフォーミングと密接に関係しており、結局、ネギの罪はうやむやになったものと思われます。
最終回では、魔法の一般人への公開が2年後の未来に予定されているようです。

  • 魔法世界ってなんだっけ?

火星を触媒として作られた異世界です。2600年前に「始まりの魔法使い」と呼ばれる魔法使いが作り、魔法によって作られた12億の人々と6700万人の生身の人間(魔法使い)が暮らしています。地球とは12個のゲートで繋がっていて(麻帆良学園もその一つ)、そのゲートの繋がりが遮断されると、地球よりも5倍程度時間が早く流れるという特徴があります。
最近では魔力が枯渇し、世界そのものの滅亡の危機となっていました。魔法世界は火星にあるので、魔法が切れると人々は火星の地表に出されてしまい、魔法で作られた人々も消えてしまいます。
ネギ君は、この魔法世界を救う為に火星をテラフォーミングする事業を開始して、最終回を迎えています。魔力は生命から発生するので、火星を地球と同じ生きた星にすれば良いと言う計画です。

  • 「始まりの魔法使い」って何者だったの?

物語中最大の敵役である「始まりの魔法使い」については、実はあまり良く分っていません。魔法世界を作った理由も不明です。しかし、ある程度の推測は出来ます。
「始まりの魔法使い」が魔法世界を作ったのは2600年前と思われますが、100年ほど前まで魔法世界と地球は遮断されていました。地球よりも5倍の速さで時間が流れることを考えると、魔法世界が作られたのは地球上では600年ほど前と考えられます。(これはエヴァが真祖になった時期と同じです)
この頃は魔女狩りの最盛期であり、その悲劇を憂いた偉大な魔法使い=始まりの魔法使いが、魔法使いが安心して住める世界として拓いたのが魔法世界だったのではないかと思われます。
ネギと敵対した魔法世界における活動も、魔法世界の滅亡に際して、作られた人々(彼が作った存在)を、幻想世界で意識だけ永らえさせるための行動だったようです。基本的に温情派なのかもしれません。
彼自身は不滅の存在となり、肉体が滅んでも他人に意識を移すことが出来るようでした。ナギもゼクトも乗っ取られたようです。ただ、そのような存在になる為にエヴァを実験台にしたように言われていますが、彼はエヴァを「娘」と呼んでおり、もしかしたら、自分の娘を自分と同じ存在にしたかったのかもしれません。
最終回では、ナギは生きたままネギによって開放されており、「始まりの魔法使い」の意識は、ネギによって滅せられたものと思われます。
・・・
少し独自解釈が入りすぎ?
続く…、かも。

キャラクターカードボックスコレクション 劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL

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