菜の花すみれと稲村優奈のサタデーナイト・メインイベント#5 ロフトプラスワン

ロフトプラスワン三連荘w。
斉藤桃子の傍若無人ぶりを暫くぶりに生で見てみたいなあ、と思いなんとなく参加を決めていたら、後から阿澄佳奈が参加する事が決まって、かなり嬉しく思ったり。
二人とも非常に鋭いつっこみをするのだけれど、斉藤桃子が小悪魔的だとすれば阿澄佳奈は天然系というか。斉藤桃子が若干作為的であれば阿澄佳奈は作為を感じない。それだけに阿澄佳奈の方がなんぼか怖い。「ひだまり」というキーワードが出ただけで会場が大きく盛り上がったりと、やはりひだまりスケッチの人気は大きいのだろう。
お昼からのイベントだったがこれだけで充分満足してしまった。
けど、この後にも大きなイベントが・・・

田村ゆかり2007Summer *Sweet Milky Way* 大宮ソニックシティ

なんかもう、凄い暑い。夏本番といったところ。イベント会場へ移動するのもかなり辛い。
しかし、ライブの内容は凄く満足のいくものだった。
最近のマキシからとか、過去の懐かしい曲とか、なんだかんだで曲数が結構多い。それでいて凄く洗練された構成で、まったく中だるみとかも無い。それになにより、田村ゆかりライブはファンの錬度が高いので、それだけで楽しい雰囲気にさせてくれる。いや本当に、すばらしいライブだ。
今回のステージ構成は、生バンドのある回。田村ゆかりライブは生バンド無しでもまったく問題無いのだが、今回のように曲数が多い構成だと、生バンドがある方がなんとなく落ち着く感じ。また、照明も多様で、今までのメルヘンチックな舞台からさらに一歩踏み出している感じがした。メルヘンチックな舞台=田村ゆかり独特の特異なステージと思っていたのだが、田村ゆかりのステージである事の意味を損なわずに、より一般にも認められるステージになって来ている印象だ。これからも彼女のステージは進化し続けるのだろう。
ところで、田村ゆかりのライブのサイリウムはピンクと「ほぼ」定まっているが、この縛りはどうなっているのだろう。特に気になるのが「なのは」関連の曲。どうしても「7の人」と対比してしまう。
今回、「Beautiful Amulet」が非常に盛り上がる事が分かったのだが、これなんかUOで会場全体が燃え上がったほうが楽しいと思うし。「Little Wish 〜first step〜」も田村ゆかり自身が黄色い月をデザインした衣装を着ていて「黄色振って下さい」と言わんばかりだし。「姫はピンク好き。だからピンク統一」「あれは一回だけ」とかの意見も聞くが、実際には参加している人間が楽しいのが一番のようにも思うのだけれども。ツアーを通じてどのように変化していくのか、様子を見てみよう。