聖アストラエア合同文化祭 日本教育会館

先週に引き続き清水愛の出るイベントに参加。
このストパニ系イベントはいままでの抽選形式ではことごとく振られつづけていたから、参加出来て本当に良かった。
今回も抽選形式だったわけだが、その応募資格はかなり厳しく、DVD3巻を購入しなければならないもの。当然、ダフ屋関連も立ち入るのは難しかったはずだし、純粋に作品を楽しむ者達だけが集う集会になっていたはずなので、この方式は正しかったと思う。その応募の厳しさから、もしや閑散としたイベントになるのではと危惧したのだが、そんなことも無く席はうまっていたように思う。作品自体が色々な意味で愛すべき作品になっていたし、当然の結果と言う事だろうか。
イベント内容は、エトワール選を模したゲーム、名(迷)場面に関するフリートーク、生姉川柳3歌、そしてOPとEDを各1曲ずつ、とそれなりにバラエティ豊か。最初の注意事項のアナウンスから清水愛中原麻衣の小話になっていたり、司会を立て、文化祭の講堂における集会という雰囲気を最初から最後まで保っていたりと、結構凝っていた。
今回の清水愛は終始お淑やか系。この作品を代表する二人の内の一人ではあるものの、ここではあくまで聖アストラエアの生徒の一人として参加しているようで、特別先頭に立ったりする事も無く、落ち着いた感じで参加していた。目立った活躍といえば、やはりエトワール選初戦のゼスチャーゲームだろうか。参加者10人を二人五組に分けて戦ったが、3組が失敗、1組がほぼ反則の中、清水愛木下紗華ペアが、明らかに清水愛の機転による成功をおさめた。確かに「動物の耳」「象の鼻」「スペースを表す表現」で、答=「動物園」のヒントは出ていたが、即答する清水愛の発想力はさすが。「判り易かった」という言葉に会場内の誰もが驚かされていた。次の「あっち向いてお姉さま」(あっちむいてホイ)で惜しくも破れたが、かなりゆるゆるにやっていたので当然だろう。風邪も直りきっていなかったようだし、あまり無理していない方がファンとしても安心。少しキャラの入ったような、いつものイベントにおける清水愛を堪能出来て嬉しかった。
イベント自体は恙無く進行したが、開演時刻が押したにも係わらず終演予定時刻より早く終わってしまったのは残念。ボリューム的に無料応募イベントとしては充分だとは思うものの、提示したよりも30分近く短いと、損した気分になってしまう。また、会場販売なども無く、どこか淡白な印象。とはいえ内容的には全ての面において作品を重視した作りになっていたので、好感の持てるイベントだった。