「新谷良子 はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる’08」DVD発売記念 石丸SOFT2 7Fホール

新谷良子の発売記念イベントは、大体においてそのボリュームからして凄いのだが、今回のイベントもかなりのものだった。
いや、当初の予定では、ライブDVD発売記念としてライブの思い出トーク15分、パーソナリティを掘り下げる「良子のなんでもベスト3」に15分、バンドメンバーからのメッセージ映像10分程度、そしてライブに20分程度と、合計1時間程度のイベントを想定していたらしい。
しかし最初のトークが盛り上がり、15分のはずが気が付いたら既に1時間経過していた。w どんだけ時間無頓着なんだか。とは言え、そのトークがべらぼうに面白い。新谷良子が自分の「本性」をあからさまに話すので、その安心感からいくらでも聞いて居たくなる。
そんなこんなで充分あったまった(あったまりすぎw)後には、ライブ。曲数は4曲だったのだけれども、これはあまりツアーDVDには関係なく、紅のEDからとか。c/wの「手のひらの太陽.」も歌ってくれた。ある意味「紅」イベント的な感じもあったり。
そして、最後に歌ってくれた曲が、「みんなの声が聞きたいから」という理由で「ピンクのバンビ」。これには意表をつかれた。
そう、この曲だ。個人的な思い出として、この曲こそ一寸した気まぐれで初めて新谷良子のインストアライブに参加した時、そのコールのあまりの凄さに、度肝を抜かされた曲。どんなに小さなイベントでも、ファンが一体となって盛り上げると、とんでもなく素晴らしいイベントになると知った、正にカルチャーショックを受けた曲だ。これに出会ったからこそ、小さなイベントも気になって、イベント巡りが加速してしまったという、私にとって罪な曲でもあるw。
この曲を歌い、皆のコールを浴びるにつれ、新谷良子も色々思い出して涙してしまう。
おいおい、やめて欲しい。なんで今日、本人の気が済むまでトーク時間をとる事が許されたのか? なんでよりによって、ここで「最初の曲」である「ピンクのバンビ」を選んだのか? これではまるで引退公演みたいな感じでは無いか。本当にそう勘違いしていまいそうなくらい、良い雰囲気だった。
もちろん、彼女には今のところそんな予定があるはずも無く。次のCD発売も発表されていたが。
ライブツアーがあって、成果としてDVDが発売され、その締めくくりとしてこのイベントがあると思うと、参加していてとても達成感がある。いやほんと、特別な意味が有ると感じられる、ボリューム満点のイベントだった。

はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる’08 chu→lip☆Medalist LIVE DVD

はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる’08 chu→lip☆Medalist LIVE DVD