魔法先生ネギま! 229時間目 フェイトの正体!

えーと、229時間目であってるんだよね。
やはり、今回のような謎解き話が面白いなあ。色々と事が起きた後に、その場は勢いで説明漏れがあったのがちゃんと解説されている。例えば、「流血事件」とかw。原作者自身が慌てて場外で解説を入れたくらいだから、結構苦情も行ったのだろう。ちゃんと、落ち着くところに落ち着いた感じ。けど、ラカンのバンティ舐めに対する苦情への釈明は、無いのねw。
で、次回以降も「もっと謎解きやるよー」て感じだけど、案外適当な所ではぐらかされて、更なる謎が生まれたりするのが常だったり。

  • 赤面夕映

夕映の反応がいいなあ(^^)。記憶はまだ回復して無いけれども、心と身体が反応している。今の夕映の心は無防備だ。つまり、記憶を失っているという事は、ネギに対してどのような対応をして良いのかも思い出せないという事。以前の夕映は、常々ネギに接した時、その想いを隠す努力をしていた。けれども、今の彼女はそれが出来ないでいる。その無防備に赤面する夕映の様子は、本心の表れという訳だ。まるで初めて恋を知った少女のように赤面してしまう夕映が超ラブリーw。

それにしても、夕映たちの着ている鎧はなかなか高性能のようだ。墜落防止機構が付いているようだし、コレットが賞金首を検索したのも鎧の機能のようだ。もしかしたら、前回魔法障壁を展開させた時、詠唱等をしていなかったようなのも、この鎧の機能だったからとも考えられる。そして、その馬鹿でかい剣は「魔法の杖」に相当するようだ。ネギが乗っても夕映が支えられたのは、単にネギが舞空術を使っていたからか? ともあれ、少女の細腕で振り回すには重そうな剣だが、実際には魔法発動体としての用途がメインで、実際には儀刀なのかもしれない。

  • 夕映の立場

また、兜の内側にはパネルのようなものもある。これで高速飛行の管理や通信機能などが出来ると考えられる。とすると、交戦中は当然通信を開きっぱなしにしているだろうし、だからこそ会話ログも残っているはず。夕映とネギの会話も記録されていると考えてよいだろう。夕映の「顔」がお尋ね者の一人である事は、当然当局にも知られているはずだ。つまり夕映は、記憶喪失を確認する為に「泳がされている」とも推測される。しかし、繋がりがはっきりした時点で、夕映の立場はかなり微妙になるだろう。夕映の記憶を巡って、ネギとは別の場所で物語が展開するのかもしれない。

  • パルのゴーレム

ダメージが1%伝わるのは、なかなか凄い。これがどういう事かというと、感覚機能が付いているという事だろう。痛覚、つまり触覚機能を研ぎ澄ませれば、かなりの事が出来る。例えば、索敵とか、光の無い場所への潜入とか。ただでさえ活用範囲が広いと思える能力に、更なる可能性が加わったように思う。

  • 刹那のパワーアップ

刹那は、このまま月詠と係わると人間性を捨てる道を選びそうだ。彼女は真面目だから、人の言う事を真に受けてしまうし。
そこで彼女を助けるのが、やはり木乃香なのだろう。ネギは、刹那の全てを受け止める事は出来ないだろう。まだネギ自身、助けが必要な立場だし。けれども、木乃香ならば「守られる」立場にありながら刹那の全てを受け入れる事が出来るはず。つーか、手ぐすね引いて待っているくらいw。後はその事に、刹那自身が気付くだけだろう。そして、このせつが結びついた時、月詠が期待した事とはまったく逆の刹那のパワーアップがあるのかもしれない。そう願いたい。

  • 仕切りなおし

また集まって作戦を立てる「白き翼」。旧王都探索に出るはずだった楓達も戻って来ている。フェイトの情報も新たに入ったし、作戦変更の必要もあるだろう。
・・・て考えると、物語全然進んで無いね、これw。

  • 鵬法璽

かなりやばい魔法具らしい。やはり、人の心を縛る魔法ほど恐ろしいものは無いのだろう。ギアスみたいなものかw。と考えると、同じく人の心に踏み込むのどかの「いどのえにっき」もかなりのもの。もう、のどか自身が封印級の魔法使いと言えるかもしれない。実際、封印されかけたし。

  • のどかの情報

で、スーパーのどかターン。とは言え、内容はすでに読者に明かされているものばかり。ネギ達にしてみれば、推測だった事がある程度確認取れたという事になるのだろう。同じ休止中のゲートを狙っている。つまりフェイト一味との対決は避けられないという事だ。
そして、更なる情報が。フェイトはネギにメッセージを残す意味合いも込めていたようだ。読心される一瞬の判断で、自分の心をネギに対するメッセージに置き換えた。相手に対する強い意志を心に持てば、自身の弱みを「心の中ですら」曝す事は無い、という事だろう。いわば武道家の心境みたいなものか。このような真に強い相手には、いどのえにっきも太刀打ちできないのかもしれない。
因みに、いどのえにっきはリロードで再生可能らしい。まだまだのどかには活躍して欲しいところだ。

  • フェイトとナギ、そしてネギ

やはり、フェイトはナギと深い因縁があった。フェイトの生まれは数百年前らしい。そのフェイトを唯一倒したのがナギだったようだ。そして、その息子であるネギにナギの「血」を感じるにつれ、同じ様な関心をネギにも向けるようになってきた。フェイトにとって、現在行っている作戦自体「どうでもよい」くらいらしい。それはやはり、フェイトが「作られた存在」として、自分の意志で作戦を遂行している訳では無いからなのだろう。今後のフェイトの興味は、ネギにだけ向けられていると考えても良いだろう。

  • 三番目

フェイトの正体が少しずつ明かされている。今回注目すべきは数百年生きているという事。そして、唯一ナギに倒されたという事。また、「相討ち」という文字も見える。「ナギに倒された」と「相討ち」の言葉はどのような関係なのだろう。フェイトは二回倒された。二回目は相討ちという事だろうか。それとフェイトの真名「テルティウム」=三番目とが繋がるかもしれない。つまり、大戦末期に倒されて二番目、10年前に相討ちで三番目とか。しかし、フェイト自身にここ数百年の記憶が有る所が気にかかる。記憶も持った人間が復活して真名が変わるものなのか。やはり「記憶が無いから三人目」wでないと、ぴんと来ない。
やはり、フェイトは数百年間テルティウムという名を抱えてきた方が面白い。となると、その「数百年」という単位が気にかかる。「数百年」子供の姿だった人が後一人、そう、エヴァだ。そして永遠の子供だったと思われる存在が、明日菜。で、第一=プリームム=明日菜、第二=セクンドゥム=エヴァ、第三=テルティウム=フェイトとか。つまり、アスナという神代からの不死存在を基にして、不死研究の果てに生まれた第二第三の実験体みたいな。ついでに、月詠も第六くらいだったりして。
エヴァという存在はネギまという物語でどうしても異端な感じがするから、つなげてくれると面白いと思っただけの、強引な発想だけれども。

  • 語るおっさん

いや、語らないしw。フィルムだし。どんだけ暇してたのかと。ネギから制作費取るとか言っているけど、これってどう考えても、元からあったフィルムだろう。大雑把な性格のようでいて、案外凝り性なラカンが笑える。ちなみに、この映写機のモデル、赤松健の私物なのかな?
さて、これで過去の出来事がすっきりと明かされるのだろうか? 次回のネギまが、いやエピソード?「旅立ちのラカン」が素で楽しみだ。