「極黒のブリュンヒルデ」信高天文部 臨時ミーティング(仮) シアター1010

アニメブリュンヒルデについては、最後の展開が急ぎ過ぎて評価を落としたという話を多く聞く。確かにその通りなんだけれども、個人的には許容範囲内だったり。アニメにおいて最後の展開を急ぐなんて昔から良くあること。この手の馬鹿でかい設定については、案外さくさく展開させてしまった方が効果的な場合もある。この作品は萌えと鬱展開を平行させる構成だが大きな鬱展開を丁寧に描くと鬱が勝ち過ぎて辛くなり、それを回避するという効果もあったはず。まあ、視聴者の感覚が付いていかなければ駄目だろうけれども、こちらは「良くある良くある」wと流せて見れた。
前半の萌えと鬱が絶妙なバランスの構成が見事で、その雰囲気を最後まで崩さない、とても面白い作品だと思っている。
かなりのお気に入りの作品であり、やはりイベントには行きたい。作品的に評価が微妙とのことだったからイベントも少し寂しいことになっているのかと思いきや、何と能登麻美子まで出てきてメインキャストがほぼ全て揃うというかなり豪華なステージになっていて、嬉しい驚きだった。
このキャストの中では、やはり一番のお目当ては田所あずさ。彼女、もちろん一番の若手ということもあるのだろうけれども、トークの勢いが凄くてどうにも目立っていたw。実際のところは、失言が多くて沢山叱られていたりしたのだけれども、どれも憎めないものばかりで大いに笑いをとることに。また、シチュエーショントークでは他のキャストが考えたときめきシチュエーションの子芝居を全キャスト分演じたりして大活躍。彼女めあてとしては、もう大満足だった。ライブもあり。エンディングとキャラソンを魔法使いカルテットで披露。
イベントは大満足だった。後は次の展開だよなあ。是非、この後の展開も期待したいところだ。