ローゼンメイデンファン感謝祭 横浜BLITZ

司会者によると2000人近い観客だとか。
内容は主要キャスト総出演による、キャラのレター朗読、キャストが選んだお気に入りシーントーク、キャスト大喜利。そしてアリプロによるOP二曲。
キャストパートでは、すべてのコーナーが作品に関した内容で、キャラによる台詞も沢山飛び出し、正にローゼンメイデンという作品のイベントとして楽しめるものだった。(案外なんの作品のイベントか判らなくなるような内容のものもあるものだ)
また、司会の切りまわしも上手く、各キャストの人柄等も良く引き出されていたし、アフレコ現場の雰囲気も垣間見える感じだった。キャストたちの作品に対する思い入れも強く感じることが出来た。2時間半以上、それも立ちっぱなしのイベントだったが、時間を感じさせることのない満足度の高いイベントだった。
最後の最後に特報として「ローゼンメイデン 特別編」の告知が。完全新作として製作されるとか。
各キャストについて一言。
沢城みゆき
 真紅として、ローゼンキャストの座長として実に堂々としていた。彼女の演技に対する姿勢とかにも感心する事しきり。ほんとに年若いのに大したものだ。スケブを抱えて鉄拳状態になった時は笑ってしまった。
真田アサミ
 沢城みゆきの相方としてさりげなく全体をサポートしていた。沢城とのツーカーぶりも見物。キャラ台詞がもっとも自然でジュンを完全に自分のものにしている感じだった。
力丸乃りこ
 しゃべり出したら止まらない落着きの無さは健在。それでいて何処かのりを思わせるのんびりした雰囲気を感じさせるのは彼女の人柄だろか。
野川さくら
 優等生的な受け答えでいながら、何処か抜けていて、ボケッぷりが嵩じて雛苺というよりも不思議キャラになっていた。
田中理恵
 彼女の水銀燈台詞は完全に芸として確立している。作品上の重鎮として要所要所でビシッと決めていた。
桑谷夏子
 いつもどおり自然体でイベントに臨んでいるようだった。翠星石 と性格が似ていると言う事で、とてもやり易そうだった。
森永理科
 蒼星石同様理知的だが、同時に奔放なトークで場を盛り上げていた。ビジュアル的にもキャラに併せている感じだった。
志村由美
 台詞やトークに安心感があり、ここの所声優として飛躍的に成長しているのではないだろうか。最後の挨拶トーク時の涙は印象的だった。
後藤沙緒里
 今日もいつもどおり大人しかった。本当に彼女はどんな場所に行ってもおしとやかな感じだ。志村につられて彼女も少し涙ぐんでいた。
倉田雅世
全体を通じて、出来の良い娘達を見守るお母さん、といった雰囲気だった。
河原木志穂
今日のMVP。メグの歌をアカペラで歌ってくれた。澄んだ声に最高に癒された。