ローゼンメイデンTVアニメ続編を考える

ローゼンメイデンの特別編が製作されると言う事なので、その内容について考えてみる。しかし、状況としては結構難しい気がする。
結局、ローゼンの魅力は何かと言えば、主人公ジュンの引きこもりという問題が物語を引っ張っていると言う事が大きい。この問題があるからこそ、薔薇乙女との関わりもより精神性を帯び、夢世界の描写も魅力的になり、アリスゲームの描写も引き立っている。
トロイメントでは出来得る限り方向修正をしていたようだが、それでもアニメ1期でジュンの問題に一定の解決を付けてしまった事実は変えられない。結局この事がトロイメントの魅力を減じている大きな要因だろう。
唯一の希望は、ジュンがまだ学校にいっていない事。つまり完全に社会に復帰したわけではなく、ちょっとした事で元の生活に戻ってしまう可能性があること。つまり、ジュンに現実の辛さをつきつけ、再度不幸のどん底に落とすという選択が出来れば、物語に命が吹き込まれるかもしれない。
原作では、本当のアリスゲームへの準備が着々と進んでいるようだ。これは是が非でも映像で見てみたい。
特別編と言うからには特番とかの短編だろう。これは学校に再登校したジュンが受け入れてもらえず、再度引きこもってしまって終わるという総鬱展開を希望。
ローゼンメイデンTVアニメ第3期シリーズを成功させる為、ジュンには再度不幸になってもらいたい。w