魔法先生ネギま! 135時間目 泣かぬなら、泣かせてみせよう、超鈴音

  • 超に関する推理 その伍.壱 「超正体」※その壱〜参は1月24日、四は3月1日、伍は4月26日

超の正体は、実は惑星アクアから来た、ネオ・ヴェネツィアの住人だった!!
のどか「はひ〜」
夕映「でっかい天才です。」
ハルナ「恥ずかしいセリフ禁止!!」
…寒いギャグはおいとくとして。
今回、ついに超の正体が明かされた。嘘をついているとは思えないし、まずこれで確定だろう。ほぼ当初から推測していたとおりというわけだ。
そして、その目的も「歴史を変える為」と明言した。これも前回推測したとおりという事になる。
しかし、赤松健は物語運びが本当に上手い。「歴史を変える為」という目的は、今までの設定、「この世界ではタイムマシンでも歴史は変えられない」から考えて、ありえない。それなのに前回推測できたのは、今までの超の微妙な言動の積み重ねによるもの。すんなりと読者に受け入れられるように、実に上手く物語を進めているのがわかる。さらには、「この世界ではタイムマシンでも歴史は変えられない」という設定の中で「歴史を変える」という大変な事を超が成し遂げようとしている、という複雑な設定を読者に理解させている。これはかなり上質なタイムマシンSFになるのではないだろうか。
そして、まだ超には謎が残っている。それは「一体何をしようとしているのか」という事。
これについては、前回の推理で一例を挙げたが、実際の所「タイムマシンでも歴史は変えられない」という原則が崩れた今、はっきり言って特定できない。この設定上でタイムマシンを持っているのは、某有名猫「耳」ロボットのように万能の力を持っているようなもの。
・未来に不幸が待っているらしくそれを超が変えようとしている
・歴史の変更と魔法使いの公開に関係性が有る
・22年に一度の世界樹大発光で長時間跳躍が出来る
・ネギの過去も変える事が出来る
この程度の前提では数種類の仮説が立ってしまうし、それを一々挙げてもほとんど意味が無いだろう。今後の展開を楽しみにしよう。
さて、今回のクラスメイトについての動向についても少し。
今回最も気になったクラスメイトは、椎名桜子。3P1コマ目の表情は、彼女としては珍しい世話焼き顔。また、今回最も率先して場を盛り上げようとしていた感じ。思うに、彼女はクラスの核になるチームの最古参として自覚があり、今回の事にいいんちょと同じくらいの責任を感じて行動しているのではないだろうか。単なる気紛れなムードメイカー以上の人格が見え隠れして面白い。(実際、彼女の設定には、もっと深いものが有るような気もしている。)
あと、前回気にしていたハカセが登場していた。良かった良かった。

  • 超に関する推理 その伍.弐 「超予言」

超はある程度計画を成功させ未来に帰るが、後にネギが危機に陥った時、未来から帰ってくる。
その時、彼女は巨大な龍に乗っている。
その龍の年齢は100歳以上。今回ザジから貰った「小動物」の成長した姿。
それは、44時間目見開きに描かれている龍である。
・・・とか。(^^)