明日から7月、夏も本番だ。
夏といえばイベントの季節。ところが、今年の夏はここ数年に比べると少しおかしい。
Kフェスが突如開催を中止し、東京キャラクターショーも未だアナウンスが無い。大型の低予算で行けるイベントが徐々に姿を消している。残っているのはキャラホビだが、これもTBSアニフェスやワンフェスと見事にぶつかり行けるかどうかもわからない状況だ。
替わりに多くなっているのが、アニメ作品に絡めたライブとか、声優のライブなど。どれも当然ながら有料が基本だ。
以前のアニメ系イベントは宣伝としての意味合いが強かったのに対し、最近では興業としてのイベントが多くなってきたと云う事だろう。この変化はここ数年継続している傾向だが、今年の夏はそれが露骨に表れているように思う。イベントに参加するファンがネットやブログなどで情報交換やレポートを行い、独自のコミュニティが出来ている事も事態に拍車をかけている、という事もあるかもしれない。(ここのブログも少しは影響している?)
声優のタレント性なども向上し、業界に様々な可能性が出てくる事は、決して悪い事ではない。
とはいえ、あまり世知辛い事になってしまうのも、寂しいものだ。