[ネギま!]魔法先生ネギま! 159時間目 勝ち残ったものこそが正義!!

すげー副題だ。これ、普通少年マンガで使う題じゃないだろう。反面教師的な意味合いならばあるかもしれないが、この場合、主人公自身もその立場にある。なんだか深いマンガになったものだ。
そして、映像の派手さも凄い。まるで「バスタード」を読んでいるかのよう。この場面は、言ってみれば、ダーク・シュナイダーvsアーシェス・ネイ戦か。反逆する教え子は自らに課した制約で激痛を伴いながら大魔法を繰り出す。それに対して同じく魔法を繰り出しその抵抗を挫く主人公。次回、ネギは超を救うために自分の心臓を差し出すのか。(^^)
終始ガチンコバトルなのであまり書く事が無いが、幾つか気になった点が。
超を止めようとした学園長に刃を向けるエヴァ。現在、エヴァは魔法的には完全に自由なっている。エヴァにとってはせっかくの機会なのに、のんびり観戦を決め込むばかりか、その推移に邪魔が入るのを、「容赦しない」という強い意志で止めている。もしかしたら、エヴァは超の真意を知り尽くしているのかもしれない。いや、前に「目的は知らなかった」と言っていたのは事実だろうから、具体的な事は知らないのかもしれない。けれども、この2年間超と一緒に過す内、彼女のこの計画にかける執念のようなものは感じていたのだろう。エヴァが超をかなり認めていた事が分かる。
それにしても、そのエヴァにして「唯一認めている」と言わしめた四葉五月って、一体何者なのだろう。段々空恐ろしくなってきた。(^^;
超の魔法はやはりその「呪紋」によるものだった。これは科学の産物らしい。ネギはこの事を視覚的にとらえているが、これって「凝」?しかし、これでハカセが魔法を使える理由もわかったと言って良いだろう。もっと簡単なものかも知れないが、ハカセもこのような科学を介した形で呪文を唱えているのだろう。
そして、意味深な超の発言。「この計画は今の私の全て」「この2年間は・・・私にとって儚い夢のようなモノ」
これは比喩的、心情的な意味合いとしてだけとらえれば良いのか。それとも、もっと具体的な意味も表しているのだろうか。
少なくとも、彼女のこの計画にかける決意が、ただならぬ物であった事は事実だ。それが砕かれた時、彼女の心にどのような想いが渡来するのだろう。
心して次回を待ちたい・・・って、エー( ゚д゚)。お休みかよ。(−_−)
追記
一寸読み返してみたら,ネギの「超さんが自分自身で?」というセリフが気になった。
呪紋処理を自分で行う事に対して疑問を感じている。これはこの呪紋が超の意思によるものではない、というリードかもしれない。
そう思うと、かなり空想が巡らされる。
合わせてネットも巡って見ると・・・
http://jyon-sumis.at.webry.info/200612/article_3.html
『愉快そうな日記』ネギま! 159時間目「勝ち残ったものこそが正義!!」 感想
近い想像をしている人がいた。面白い。