ネギま！？Magical X'mas 東京厚生年金会館

物販が気になったので、少し早めに会場に行ってみる。ところが、どうも購買意欲がわかない。今日は少し個人的に不調なのか。
イベントとしてはある意味衝撃的だった。
参加声優さん達のパフォーマンスは誰もが素晴らしく、見応えがあった。特に今回注目していたのが、ＴＶシリーズ的にも少し目立っている、夏美：相沢舞とちづ姉：小林美佐だったのだが、その期待どおり、いや特に小林美佐は期待以上の活躍っぷりで会場をわかしていた。今回のＭＶＰは明らかに彼女だろう。
あと、個人的には石毛佐和がよかった。セリフとしてはさばさばしたパルなのに、そのステージ上の立ち居振舞いは、ダンスの時も全て乙女チックな内股で萌えまくり。楽曲的に今の所係わりが薄くあまり活躍できていなかったのが実に惜しかった。
他にも、「1000％」のセリフは生で聞くと実に迫力があるし、衣装もクリスマスらしい煌びやかなドレスが良かったし、どの曲も振り付けがしっかりしてあり見応えがあったりと、パフォーマンスには実に満足した。
ただ、残念なのが公演時間。一通りが終わるまでが１時間、アンコール、抽選会と合わせても１時間半とは、あまりにも短すぎる。１時間で一旦終わってしまった時にはさすがに唖然としてしまった。
今回のライブは「！？」の楽曲だけで統一されており、その為曲数が減ってしまったのかもしれないが、それをカバーするべく挿入された曲の合間の寸劇も、台本を読むだけのものでボリューム的にも実に薄かった。声優のパフォーマンスの質がいかに良かったとしても、この料金設定のイベントとして、このボリュームの薄さは疑問を感じざるを得ない。
観客がこれに満足しているのならば、この料金設定は妥当ともいえるはず。私自身、ネギま！のイベントならば、どんなに高額でも行ってみたいと思っている。しかし今回、これは「ネギま！？」のイベントであって「ネギま！」ではない、という事に気づいてしまった。考えてみると、「ネギま！」には思い入れが強いが、「ネギま！？」にはそれほどのものは無い。物販をスルーしたのも「ネギま！？」だから、という事だったのだろう。この事に気づいてしまうと、どうもだめだ。色々な場面で無茶な料金設定の「ネギま！？」には、残念ながらマイナスのイメージが強い。今後は少し様子見をせざるをえないかもしれない。