あの時、メガロメセンブリアゲートポートから観た風景は、夕焼けだった

頭の悪い私が、頭の痛い話をしたいと思う。
魔法世界は、地球面積の約1/3であるという事になっている。
地球の面積は約5億1千万平方km。この1/3は1億7千万平方km。
この面積の天体だとすると、直径は約7,400km、そしてその円周は約2万3千kmとなる。
つまり、メガロメセンブリアとケルベラス大森林の距離1万kmは、世界全図の見た目どおりこの世界の約半分。ということは、この2地点は魔法世界という「天体」の真裏に存在していると考えてよいだろう。
で、何が言いたいかというと、この2地点には、当然「時差」が存在するはずだ、と言う事。魔法世界において、ネギ達は特別一日の長さに違和感を感じているわけではないようなので、おそらく地球と同じ24時間なのだろう。そうすると、普通に考えて二つの地点には12時間の時差があると考えられる。(温帯と熱帯の違いはあるが、二地点の緯度にはあまり差は無い)
191時間目の冒頭、「37時間前」という表記があるのは、千雨がタコモドキに捕まりネギ達に助けられる37時間前、という事だろうと思われる。千雨がタコモドキに捕まったのは夜だった。日没後すぐなので、仮に午後7時くらいとしてみる。その37時間前は何時にあたるのかというと、1日と13時間を引いて朝の6時だ。つまり、191時間目の冒頭に千雨が目にしたジャングルはまだ早朝だったということになる。この時間は、メガロメセンブリアからネギ達が強制転送させられた時間とほぼ同時刻だろう。
そして、メガロメセンブリアとケルベラスには12時間の時差がある。となると、この時のメガロメセンブリアの時刻は午後6時、つまり夕方になるのだ。
これはつまり、早朝に出発した(朝6時くらいとする)イギリスと、メガロメセンブリアの間にもおそらく12時間の時差がある事を示している。
さらに言うと、イギリスと日本には9時間時差がある。
千雨がタコモドキにエロエロな事をされていた頃の麻帆良学園の時刻はというと・・・、えーと、朝の4時くらいだろうか?
・・・頭痛い。