ひだまり荘管理組合 Presents “超ひだまつり” 横浜BLITZ

参加した。
最高だった。
色々書きたい事があるが、とりあえず。

オタクにとって今一番の萌えキャラクターは誰か。もしそう訊かれたら、私は即答できる。
オタクユートピアの道を指し示す救世主「うめ先生」だ。
それはもう絶対。

・・・ね、言ったとおりでしょ。
参加した人なら、全力で同意してくれるはず。

  • 追記

まあ、色々な事が感無量で、どの辺りの事を書いてよいのか、結局分からない。
ので、やはり「うめ先生」の事だけに絞って書いてみよう。
一言で言うなら「萌えの化身」だった。
「萌え」とは何か? というのは良くある議題だが、これの定義づけに頑張ってみても、あまり意味が無い。人によって「萌え」の捉え方は様々だ。
けれども、その「萌え」を構成すべき「要素」を、ある程度定義づけすることは出来る。そういった点で、この日の「うめ先生」を分析してみると、次のようになる。
・ちっちゃさ…☆☆☆☆☆
・可愛さ…☆☆☆☆☆
・受動性…☆☆☆☆☆
・能力…☆☆☆☆☆
・けなげさ…☆☆☆☆☆
・カリスマ…☆☆☆☆☆
例えば、キャストの声優と同列で絵を描くコーナーがあった。これは制限時間内で記憶力を頼りに描くという、単に画力だけが強みにはならない本業泣かせのもの。声優の中には、その手の事がめっぽう強い(普段から漫画を書いている上にかなり頭が良い)ゴトゥーザ様なんかも居たりする。そんな中で、うめ先生はまったく平然とランクの違う絵を書いて、一堂を納得させてしまう。
例えば、自身が司会を務めるコーナーがあったりする。そこでうめ先生は、まったく「なにもしない」。自分の仕事か分かっているのか、分かっていないのか、まったく平然と場を停滞させて、のんびりしている。まわりは、ついそのフォローに廻ってしまう。
例えば、漫画原作者なのに歌を歌ってしまう。それもこのイベント一番の「萌えソング」を。最初、ステージに登場してきた時には、声が震えるようなため息をついていたりする。けれども、ひとたび歌い始めると、歌どころか振り付けまで付いていて、それを完璧にこなしてしまう。というか、どうやら観客の空気もつかめていて、このイベント最大の盛り上がりがその場に出来てしまう。
例えば、ひとたびトークが必要になれば、誰もが納得し、誰よりも深い意味のあるスピーチをしてしまう。
そして、なにより、この「超ひだまつり」というイベント、この「ひだまりスケッチ」という作品、その全ての根源であるという事実。
・・・なんだか、「萌え」として完璧すぎる。
結局「萌え」とは「スタンス」だとも思う。それは強いカリスマ性を持つ為の絶対条件といえる。
例えば、「萌え」の起源キャラといわれる「土萌ほたる」などは、セラムン世界の根源的キャラとして登場した事により強いカリスマ性を持ち、それが強い感情を、「萌え」という言葉を生み出すほどになった。
それと同じ事が言える、それでいて実在の人物が、「うめ先生」と言う訳だ。
それも、容姿、性質、能力、全ての面で「萌え要素」をステージ上で提示しえた人物だ。
これは、あのひととき、ステージの上で「奇跡が起きていた」と言う他無いだろう。
あのとき、あの場に居た存在は、明らかに「萌えの化身」だった。
そんな「萌えの化身」が「ひだまりスケッチ」という作品の女神的存在であるのは、なんだか、実に得心の行く事だ。
テレビシリーズの第2期「ひだまりスケッチ×365」も決まり、新たなイベントの企画もあるという。
今はただ、もう一度あの「ひだまりスケッチの女神」「萌えの化身」の姿を見る機会が巡ってくるかもしれない、という事だけで嬉しくて仕方が無い。
・・・これ、冗談じゃなく、本気で書いてるよ?(^^)