ネギパーティは、一体何時麻帆良学園に戻れるのか?

197時間目において、ネギ達が魔法世界に来てから既に2週間以上の時間が経ってしまっている。この時点で既に夏休みの最終日近くであり、どう考えても夏休み期間中に麻帆良学園に戻ることは無理のようだ。それどころか、ネギ達はその1ヵ月後の拳闘大会に目標を定めて行動している。
では、ネギ達が帰るのは本当に夏休みから1ヶ月も過ぎた麻帆良学園なのだろうか。
それは「ネギま!」的に(?)考えて、ほぼ有り得ない。
帰還が1ヶ月遅れるという事は、その間失踪しているという事。先生の立場として、大勢の生徒を連れての失踪など、大問題以外の何物でもない。どんなに学園長達が配慮してくれていても、もみ消せる物ではないだろう。「魔法先生ネギま!」という物語の根底が崩れてしまう事になる。さらに言うならば、その間残された生徒たちはどうなるのか?物語への登場機会が無いというような事とはまったく違う。1ヶ月以上もの間、ネギ達との関係が断絶するのだ。それは、ネギチームと残留組に大きな溝を造ることになるだろう。3-Aクラスメイツの崩壊にも等しい事態だ。
逆算で物語を推測するのは嫌いなのだが、これはやはり救済措置が採られる可能性が高いだろう。
早い話、時間の流れが操作される可能性がある。例えば、タイムマシンによって戻れる、とか、魔法世界のほうが時間の流れが速い、とかが考えられる。
また、もう一つの可能性も考えられる。
この魔法世界は実は火星である可能性が非常に高いというのは、最近指摘されたとおり。しかし、現在の火星は人が住める場所ではない。その事と超の言っていた「未来の」テラフォーミングされる火星を併せて考えると、この魔法世界は未来の火星である可能性がある。つまり「扉」とは、元々「常時接続を保っているタイムマシン」であるとする事ができる。

では、その常時接続が切断された時はどうなるのか。
実際のところ、魔法世界と地球の間に「時間経過の同一性」は存在しないはずだ。両者は同じ時間軸では無いのだから、「時間が同じに流れている」という概念そのものが成り立たない。もし、魔法世界から地球への「同時接続」が途絶えた場合は、それが再度接続を開始する際には、「途切れた時刻座標」に繋がる事もあるのではないだろうか。
ネギ達が休止していた「扉」を開いた時、現実世界の時間は、高畑達が魔法世界にやってきた、ちょうどその時に繋がるのかもしれない。
・・・ちょっとこじつけ過ぎか?w