第52回稲村優奈と木谷高明のサタデーナイト・メインイベント7 ロフトプラスワン

今回は、超「D.C.」特集との事。ゲストにyozuca*rinoが来るという辺りからして、妙に気合が入っている様に感じ、このイベントとしては久しぶりに参加。実際に、スタッフから声優まで総勢9人(?)という、このイベント史上おそらく最大だというゲスト数が揃っていた。
イベントとしても、普段のラジオコーナーに時間を割く事も少なく、「D.C.」について、制作秘話などが結構多く語られたり。特にyozuca*rinoの音楽コーナーにおける音楽制作の心境などは聞き応えがあった。
ある意味、この「D.C.」というコンテンツほど、「商売」を意識させるものは無い、と思っている。というのも、普通どんなに搾取的な美少女ゲームであっても「作者のこだわり」などの「歪み」が見え隠れするもの。その点、この「D.C.」には、そんな「歪み」がほとんど無い。いや逆に、他のゲームで評価された「歪み」と同じものをあえて加えたりしている。そんな純粋なリサーチの結果によって、その時一番求められている美少女ゲームは何かという、正に王道的な作品作りに成功しているコンテンツだと思うのだ。
そんな作品に携わっているスタッフのコメント、互いの空気感を見ることが出来て、なかなか興味深いイベントだった。