電撃文庫創刊15周年秋の祭典ステージイベント「アリソンとリリア」 UDXビル特設ステージ

なにはともあれ、水樹奈々は凄いと思う。彼女の歌はもちろんだけれども、トークも凄い。いや、それは作品に対する「入り込み」によるものだろう。彼女はアリソンの事を、愛情を込めて「凶暴」と評する。こういう表現は、出来そうでなかなか出来ない。これは、原作者との信頼関係によるものだろうか。それとも、彼女の、自分の解釈に対する強い自信によるものだろうか。ともあれ、彼女は「強い」。強いからこそ生まれる、新たな力もある。そんな事を考えさせられるトークだった。