東京ゲームショウ2008 幕張メッセ

二日目。前日の教訓(?)を生かして、結構のんびり目に出向く。9時50分について10時に入る。ほとんど並ぶという事が無かった。やはり人出は少なくなっているのだろうか。

藤田咲下田麻美という、両電子の歌姫の中の人が登場という事で、やはり注目すべきステージ。ミクの歌を二人で口ずさみながら登場。出来ればそのままフルで歌って欲しいところだ。ゲームとしては、未だ内容が定かでは無く、結構提供すべき情報が有ったようで、なかなか充実したプレゼンになっていたような。

門脇舞以を、ただその姿を見るだけに出向いたのだが、なんというか、その彼女の衣装が気合が入っていて、本当にいい気分にさせてもらった。いや、気合入っているとかではなく、彼女のセンスとしてああなのだろうか。その衣装の細部にまで萌えの解説を入れたい感じw。萌えの体現者としての姿がそこにあった。

中村悠一牧野由依、戸松遙が登場。牧野由依がヒロインの歌い手となるとして、中村悠一が歌を背景に戦うwというゲームらしい。牧野由依の歌声は、ゲーム内の声でも一声で凄いと感じる。ステージは順当にゲームの紹介に終始。戸松遥は途中から登場し、その明るい声でステージの雰囲気を一気に変えることに成功していた。彼女、とっても明るいけれども、一寸お調子者っぽいところがなくなれば、さらに人気出るだろうなあ。

まあ、いつもどおり開催されるライブ。今回で6回目とか。このラブライブに最初からすべて参加している人は?とのMCの問いに手を上げたのは7人程度だったけれども、おそらく私も入るだろう。最初は、まだ後藤邑子など名前も知らなくて、少ないファンが異様に盛り上がっているのを偶然見かけただけだった。しかし、そのファンの振る舞いが楽しくて、それ目当てに以降も参加するようになった。それも、回を重ねるほどに大きくなり、前回は、もう途中中断されるのでは無いかというほど盛り上がっていたりもした。
しかし・・・、今回はどこか寂しい。やはりいつもどおり、最前列には熱狂的なファンが集い、多くの人だかりが出来ていた。しかし、ライブが始まると最前のファンの応援が伝染し、後ろの方まで全員が声援を送る・・・という事が、全然無い。精々5列目くらいまでのファンがコールしているぐらいで、その後ろはそのファンの奇矯な行動を見物するのが目的、みたいな態度だった。ライブにおいて、タレントがコールを煽っているのにそれに応えないのは礼に反しているだろう。そこは通り抜け自由なTGSの往来なのだから、つまらないのならば群れから抜ければよいのに。ただ、声オタとぽんこつ声優ライブの奇矯な行為を見物するだけで、祭に参加する意志もないのに集まったという所なのだろう。こうやって、また昔に戻っていくのかなあ。寂しい感じだ。