魔法先生ネギま! 254時間目 もう一人の黒幕!?

ネギま面白いなあ。ゲーデル最高。こういう腹に一物も二物もあって敵になるのか味方になるのかも分からないキャラが出てきると、物語が一層面白くなる。
権力もあって情報も持っていて戦闘力もある。ここでは嫌な奴全開の悪人として登場しているけれども、実際にはこういう人物が味方になると最高に頼もしい。こういう人物を飼いならせる事が出来てこそ真の実力者たりえる。まあ、獅子身中の虫ともいうけれど。
この後、ゲーデルが上手いことネギに取り入ってネギの強い味方になるけれども、その後、最後の敵だと思っていたフェイト一味を倒した時に裏切って、もっと手強い敵としての本性を曝け出す、とかだと面白いなあ。
こういうどっちつかずになりえるキャラは、物語に「ゆらぎ」をもたらして物語の展開を豊かにする。絶対悪的に捉えられているフェイトとの硬直した対立関係に変化を与えてくれるわけで、「ネギま」にとって嬉しいキャラだ。
けど、今回も重要な情報が多い。「この世界の始祖」「正統な所有者」とは一体どういった意味だろう。やはりこの魔法世界の成り立ちそのものにウェスペルタティア王家は係わっているようだし、フェイト一味の目的もそれと繋がりがあるのだろう。そして、なぜかそんなチートな連中に係わって世界を救ったナギと、「世界の始祖」の血筋の子と「されている」ネギ。
物語の世界設定に関してはほとんどに詰まってきている様に感じる。種明かしもバンバン出て、少なくとも「魔法世界編」については、このままの勢いで進んで行きそうな感じだ。
・・・ああ、他にもゆえゆえや刹那とかについて書きたいことが溜まってる。
書き始めたら、構想が溢れてくる・・・。
時間を見つけて書いていこう。