はりけ〜んず前田単独オタクLIVE『登風SP〜ノボミン・フォーゼで変身!〜』 ルミネtheよしもと

「舞台には魔物が住んでいる」などと言っていたが、正にそうだろう。
今日のこの舞台に住んでいた魔物は岩男潤子。そのあおりを受けて、今日の前田登はグダグダだったw。今日はまったく緊張していないといっていたが、こちらからはいつもよりよほど緊張していたように思える。最初からかみまくり、終始余裕が無い。いつもの、オタクとして観客との連帯感のようなものも感じさせてくれない。
結局、前田登にとって、岩男潤子は特別な声優なのだろう。だから、彼女を中心に舞台を見てしまう。彼女が緊張していれば共に緊張するし、けれどもその事に自分自身気付かないみたいな。
しかし、まあそれは良いだろう。ここまでくると、このイベントは彼のオタクとしての人生を見ているようなもの。特別な声優と同じ舞台に上がって、緊張するオタク芸人というものも見ものというものだw。
そして、こちらは普段ならなかなか見ることが出来ない岩男潤子の弾けた姿を見られるのだから、お釣りが来るというものだ。
岩男潤子がやったのは、かなり弾けたコント。まあ、ぜんぜん似合ってないwのだけれども、それもまたよし。「ボクは32グラム」のファイヤーバージョンが美味しかった。
松来未祐は野球服を着こんだコント。コスプレチックでかなり可愛い。そして、終始カンペを見ずにやり通していたのは立派。
清水愛ラジオパーソナリティ役のコント。もう、これは安定感ばっちり。パーソナリティとしてもそうだし、コントとしても板についてきている。そして、存在が可愛いのだから卑怯というものだ。
前田登はぐだぐだだったが、全体的に声優さんの魅力が沢山ちりばめられた良い舞台だったと思う。この企画、まだまだ続けて欲しいなあ。