魔法先生ネギま! 286時間目 マギア・エレベアvs.ネギ・パーティ

久しぶりの夕映とのどかの語らい。二人とも元々口数が多い方では無いので、このように二人長々語りあうシーンは結構珍しいかも。それも、普段は(表面上は)夕映がリードしている事が多いのに、ここではのどかが夕映の記憶喪失を気遣って色々話題を振っている。先のデュナミス戦を乗り越えた事も影響しているのだろう。のどかがとてもしっかりしている様に見える。夕映がドラゴンと戦った事を評価していたけれども、のどかの状況の方がよっぽど凄いはずだ。本当に二人は互いに成長している。
夕映の記憶喪失は、ネギとの記憶の部分が落ちているようだ。つまりこれは心因性になりつつあるという事だろう。あるきっかけが元で記憶喪失になったとして、例え回復しても、自身の内なる欲望によって思い出したくない記憶を選択して思い出「せ」ないという事はありそうだ。夕映は、のどかの好きなネギを好きになってしまったという事を心の底から恥じている。これは、のどかがいくら許しても夕映自身がどうしても許せない、認めたくない事。夕映にとって、のどかとの友情が自分の「生きる意味」を見出すほどのものだったことは、以前のエピソードで描かれている。それに傷を付けかねないネギとの記憶は、夕映にとって未だ重荷なのだろう。あともう一押し、夕映にとってネギがどれほど大切な存在であったかを思い出すようなエピソードが必要になりそうだ。期待したい。
それにしても、のどかとコレットってどのような会話をするのだろう。コレットのおどけをあえて無視するあたり、冷戦状態だったりしてw。(のどかはそんな娘じゃありません)
それにしてもルーナさん。立ち位置からしてもうネギ・パーティに入ってしまってもいいような感じに描かれている。新メンバーが元敵っていうのは良くある設定だし、結構燃えるw。是非活躍して欲しいものだ。
ネギの闇の魔法修行は、前回の千雨の世話役に引き続き、今度は四人組が付く事になったようだ。あの時の千雨は、ネギの命を賭けた戦いを間近に見ることによって、彼女自身も精神的に大きな成長をすることが出来ただろう。今回は、この四人がそのような役目を負いそうな展開。
四者四様。身体的な能力の高さを披露するゆーなとまき絵。以前のネギ弟子入り時同様精神的な強さを見せるまき絵。カモ的に最もラヴ度が高いと看破された亜子。そして、どうやら両親が魔法使いであることを知ってしまいそうなゆーなと、彼女達の状況も色々と動きそうな気配。(あれ、アキラは?w)
やはり、こうやってクラスメイト達が沢山出てきてわいわいやっているのが、一番楽しい。ネギまらしい。魔法世界の謎解明はしばらくいいから、こんな時間を出来るだけ長く描いて欲しいものだ。