魔法先生ネギま! 297時間目 完全なる世界

アタマ冷やしてきました。
あのまま(294時間目時)だとネガティブな事、つまり「ネギまが終ってしまう可能性」を、色々書いてしまいそうだったので。
けど、それについては考えても無駄、赤松健講談社の胸一つだと、腹をくくりました。今はただ、物語を楽しみます。
で、そんな中、かなり状況が進んでいる。えーと、どういう事?
ザジらしき人物が出てくる。その人物はゼクトと同一人物かもしれない「始まりの魔法使い」の知り合いらしい。彼女はネギ達を「ビューティフルドリーマー」的幻想世界「完全なる世界」に落とす。けど、ネギはその幻想に気付く。で、その幻想世界に登場したザジこそが、本当のザジ。ネギに敵対したのは姉だという。
どうもこのあたりの人間関係が、結構「肝」っぽい。つまり、ゼクト、ザジ姉、ザジ妹。このあたりが、魔法使いとかのレベルを超えて、この世界の創造主的な意味合いで、世界を俯瞰している?
なぜ、現実と同等ともいえるほどの「完全なる世界」のようなものが存在するのか。なぜ、ザジが姉と妹として火星と地球とにいるのか。彼女らと魔法使いの関係は?「完全なる世界」と同等ともいえる力を持つアーティファクトが存在するという意味は?そもそもパクティオー協会とは、どのような団体か?さらに言えば、魔法世界においても最強と言われるエヴァですら、何者かに作られた存在だ。
一般人の裏側で魔法使いが活躍していたように、その更に裏には、より力を持った存在が見え隠れする。
一体それらの正体はなんなのか。それは、高度に進化した科学技術の賜物のようでもあり、もしくは非常に強い魔力によるもののようにも思える。未来人が関与している可能性もあれば、異世界人とかの可能性もありえる。
ネギまの可能性は、常に幅広い。あまりに広くて、話を追いきれないほどでもあるが、先が読めないもの事実。ここで、一つの事象に捉われてネガティブに考えるより、より想像を膨らませて物語を楽しんだ方が「吉」というものだろう。
各クラスメイトたちの「ビューティフルドリーム」一つ一つについても言及したい所だけれども、それは野暮か。
物語は、閑話休題を挟んで本格的な最終決戦突入といったところ。来週からは激しいバトルが期待できるのかな?