はまおたナイト 横浜Applause
なにやら、横浜でオタク文化を盛り上げようという企画っぽい。横浜=オサレな感じなので、オタクと言われてもピンと来ないが、それでもメイド喫茶とかはあって、そこのメイドさんたちも参加するとか。
構成は前半後半に別れ、前半は、そのメイドさんとか、後は大学生バンドとかの素人さんチーム。後半はゾンビーズと喜多村英梨と、そして清水愛。なんか、清水愛がオタクイベントのオオトリを務めるなんて、感無量だw。
前半最初は東京都市大学の軽音部で、新谷良子のコピーバンドとの事だったが、充分上手い。もしCPSHが来たら、UO一本献上しようと待ち構えてしまったくらいw。
次からのメイドさんたちだが、彼女達はある意味素人ではないのだろう。普段から店とかでステージなどもこなしているのかも。みんな堂々としていて、素晴らしいパフォーマンスだった。また、主にアニソンのカバーをしたのだけれども、チョイスも素晴らしい。いきなりハピマテで入るし。で、最後に歌うのが「学園天国」って、あれ?と思ったら、そんなメイドさんたちの中に清水愛がこれまたメイド姿で乱入w。メイドを従えて歌う清水愛・・・夢かw。
後半はゾンビーズから。キモカッコいダンスをたっぷりと見せてくれる。ニコニコのヒーローを生で見る機会が巡ってくるとはおもっても見なかった。
で、次に登場が喜多村英梨。彼女は本当にサバサバしている。そのサバサバ感が逆に勿体無い。実際、声優活動で最近でも良い所を沢山やっている、かなり注目してよい存在だ。それに歌も上手いしトークも上手い。実際、凄い存在なのだけれども、なんか世間的にはそう評価されていない気がする。それって、彼女の性格のサバサバ感がそうさせているのでは無いかと思えてならない。そんな彼女の歌う曲は、自身も参加しているWORKING!!からサムワンとか、とらドラ!からプレパレとか・・・他にもみなみけ、瀬戸の花嫁・・・、ほら、やっぱ凄い。こんなアニソンの名曲を、何曲も本人の歌で聞けるのはそうは無い。普通に考えて、こんな凄い声優が歌うイベントがあるならば、もっと沢山の人が集まっても良いはずだ。彼女、自身の今までの実績を前面に押し出して、もう少しソロ活動を活発にやったらいいのになあ。
そして、オオトリは清水愛。もう、何度も言うが、感無量。純粋なオタクイベントにおいて、その象徴として彼女を据えるのは、実に正しい。そういった点では喜多村英梨も遠く及ばない。私の思い込みもあるが(w)、アニメ界において声優イベントというものの存在感を高めた人物、その存在自体がアニメに逆流したり、テレビ番組になったりもした、正にオタクの時代と共にあった声優イベントのカリスマだ。
そんな彼女が、過去の作品の歌をかなり網羅的に歌ってくれる。これは実にありがたい。彼女にはオリジナルソングも沢山あるので、ここまでキャラソンをそろえてくれる機会はいままでにもそうはなかった。というか、彼女は歌に苦手意識を強く持っているので、こんなオオトリの責任のありそうな立場で歌うのは、本当に凄い進歩だと思う。
彼女の名刺代わりとも言えるキャラソンの代表曲に加え、新曲の時計と魔法のビスケットも披露。そして、最後にはメイドさんたちを後ろに従えて、もちろん振り付けつきの「凛花」。あのフォーメーションを生でもう一度、それも歌は清水愛のソロなんて・・・夢か。。。
本当に、私にとって夢のようなイベントだった。何より、清水愛が着実に前に進んで頑張っているのがわかり、とても嬉しい気持ちにさせてくれた。
ああ、今度は清水愛単独で、このようなイベントを開けないかなあ。
○東京都市大学軽音部「PLAM」
- ray of sunshine
- ロストシンフォニー
- ハリケーンミキサー
○メイド居酒屋「Fancy cat」
○清水愛
- ロボット・ガール 〜ワンダバスタイル
- 記憶薔薇園 〜鍵姫物語永久アリス輪舞曲
- アイスクリイム 〜成恵の世界(千葉紗子)
- 秘密ドールズ 〜ストロベリーパニック
- 時計と魔法のビスケット
- 凛花 〜らいむいろ戦奇譚
○全員
- 輪舞レボリューション 〜少女革命ウテナ