魔法先生ネギま! 302時間目 完全対決! 完全なる世界vs.白き翼!!

なるほど、強制介入か。確かに、クラスメイト達のうち、非戦闘員の戦闘への参加は、強制的なものでないと実現しえない。 元々戦力と見做されていないのだから、どんな能力を持っていても、それが戦いに投入される事はありえないと思っていた。
けれども、念入りに張り巡らされた伏線、予定していた班分けが出来ず、非戦闘員の一部が楓のマントに入らなくてはならなくなり、その僅かなずれを突かれる形で、運動部達が戦闘の最前線にほおり出され、死線を垣間見る事になる。良く出来てる。
けれども、その死線に直面し、非戦闘員と目されていた者達の能力が発揮される。まき絵のリボンが舞い、ゆーなの銃が咆える。のどかは、自身の能力を僅かな可能性にかけて捨て身の行動に出る。彼女達の行動だが、どれもがありえないほどの活躍だけれども、今までの彼女達を見ていれば、どれもが不自然なものではない。まき絵は何時もどおりのびのびしているし、ゆーなはここ一番という時にはいつもスマートに決めていた。のどかに至っては、それこそ何時もどおりの行動だ。
こういう彼女達の活躍を見たかった。
ただ、これはまだ偶然の積み重ねによる活躍として、今後もこの様な機会があるのかどうかはわからない。やはり、デュミナスはネギじゃないと抑えられないくらい強かったし、フェイトガールズに本当に対抗できる戦力となれば、やはりくーと楓と刹那に頼らざるを得ない。運動部達が充分活躍できる機会は、もっと複雑で混乱した状況だろう。アキラやちうの活躍も見たいところ。そういった点では、やはり今の状況ではまだまだ勿体無い。
もっともっと、彼女達が活躍できる場を演出して欲しいものだ。
愛衣達は、既に活躍済みという事で、ぬぎぬぎ要員という事なのかな?