みつどもふぇす! 赤坂BLITZ

前の会場、アンコールを捨てて向かった先がこれ。それでも開演ギリギリだったり。
このイベント、実に上手い、と感心する。
前回の先行上映会の時にも思ったのだけれども、まず、この「みつどもえ」というのは、イベントに適している。イベントとは、非日常的空間であるべきだ。そこに入った瞬間、日常から開放されて楽しむ事が出来る。それこそが本当のイベントというものだろう。その点、この「みつどもえ」というコンテンツは、そのネタがとてもイベント向きと言える。小学生レベルの下ネタの連呼。これって、実にくだらないけれども、アニメイベントにおいて子供に帰れるような、それも最高にバカらしくて痛快なネタというのは、実に適している。小学生レベルだから、男女のハラスメントにも向かわないし。会場は、予てからのスフィア人気に押された事もあって、かなりの熱気。そこで繰り出される下ネタは、集団心理としてだれもが楽しく受け止めていたころだろう。
そんな、立ちイベントでの2時間以上にも及ぶゲームコーナーも楽しく過ぎ、そして歌のお時間。
これもまた、嬉しい。最近は、作品自体に人気が集中する事が難しく、単独作品のイベントで歌ががっつり歌われることなどは稀だ。そうして、草葉の陰に隠れていってしまうのが、沢山の作品の、沢山のキャラ曲。
強く要求したいのだけれども、アニサマでアーティストによる高クオリティの楽曲を数曲聴くよりも、たった一曲でも、演じている声優の歌うキャラソンを聴きたいと思う。それこそがアニメファンの心理だろう。少なくとも自分はそうだ。
だから、こういう風に、例えスフィアバブルに押されていても良い。三姉妹のキャラソンが、キャラ演技も交えながら歌われるという構成に、感涙に咽ぶくらい嬉しかった。
また、本当のアーティストによるEDとかも、ここで歌われるからこそより価値が上がる。
そして、アンコールでは途轍もなくアホらしいバージョンのOP披露とか、最後には全員で歌うOPとかもあり。やれる事はとにかく一応全部やっておこう、という姿勢は、実にお見事。これこそがアニメイベントのお手本と言えるようなイベントだった。
至福。

ありがたく思いなさいよねっ!

ありがたく思いなさいよねっ!

ABCよりDEFっス!!

ABCよりDEFっス!!

これでいいのか?~はちゃめちゃライフ~

これでいいのか?~はちゃめちゃライフ~