萌える&燃えるアニソン祭り !! パセラリゾーツ銀座B3F BENOA

この日は、秋のイベントシーズンもあり、結構なイベント重複日。そんな中でこれを選ぶあたりが、我ながら業を感じる。
実際、「萌える&燃える」と銘打つあたり、どうしても客を限定してしまう。萌えに耐性がありながら、7・80年代ロボットモノに惹かれるとなると、どうしても年齢層がぐんと上がる。その中で、イベントに出てくるほど活発な者ってどれだけいるのか、と思う。(自分はどうなんだw)
折角たいらいさお氏を呼ぶのならば、もっとスパロボ・特撮系を固めるべきだし、元々の「わいうい」女子を生かすのならば、彼女達の知人とかを呼ぶべきだろう。あまりに分散しすぎていて、不可思議なイベントだった。
たいらいさお氏が素晴らしいのは当然として、この日のMVPをあげたいのは浦壁多恵。歌唱でも伸びのある声で素晴らしかったが、ダンスでも「恋愛サーキュレーション」を歌いながら披露したり。性格も明るいし、なかなかのパフォーマーだ。
romiはアニソンをアダルティにアレンジして歌う人らしいけれども、この手のイベントではやはり居心地が悪そう。これも人選ミスの一つだったかも。
わいういの三人は、三人とも動向が気になっている人たちだったので、こういうイベントで見れたのは嬉しい。近藤佳奈子なんて本当にご無沙汰。カウボーイビバッブのEDを歌いあげるなど、なかなかの活躍ぶりに嬉しくなる。
福井裕佳梨はいつもどおりだけれでもw、この日は「ぷちぷり*ユーシィ」の「えがおのてんさい」を歌ってくれて、さらに嬉しい。なんでも、つい先日サエキトモと連絡が取れてうれしかったからだとか。そんなぷち「ぷちぷりーず」のささやかな復活に、こちらも少し感動してしまった。けれども、当時あれだけイベントでやった振り付けが、ゆかりんが頑張っている中、会場であまり再現できていなかったのには、時代の流れを感じる。
で、一番の目当てともいえる笹川亜矢奈なのだけれども、彼女には少し小言が言いたい。「もちろん」ハピマテ(1月)を歌ってくれたのだけれども、どうして振りをしないの? ハピマテを振り無しで歌うネギま声優を始めて見た気がするくらい(本当にそうかは分からないけれども)、衝撃的だった。当然振りは会場にも伝播しないし、自分も動揺してしまった。なんだか遠い過去のアニソンという気分にさせられ、残念この上ない。これは駄目でしょう。他にソロで歌ったアニソンが当たり障りの無い「メルモちゃん」だったり、力抜きすぎている。一つのイベントに対して、もっと戦略を持って臨んで欲しいものだ。
色々あるが、全体としてはオタク文化の現状の一端が垣間見えたりして興味深く、イベントとしても楽しかったかな。

こちら わい×うい放送部(音符記号) THE CD(DVD付)

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