それ町トークイベント『それでもロフトは廻っている四番地』 ロフトプラスワン

ついに皆勤賞達成。けど、今回で最終回とか。毎月のイベントとかは回を重ねる毎に愛着が湧いてきたりするもので、どうにも寂しい。なにやら、次回について絶対やらないというわけではないみたいだったのだが…どうだろう。
今回のイベント構成は、定型的になったと思われた前・前々回と少し違っていた。
一部にスタッフ陣が揃うというところはいつもと同じ。ただ、第一回に出てくれた原作者が今回も来たのがいつもより豪華。さらに豪華だったのがOP制作を務めた梅津氏の登場。そしてOPの生解説があったのだけれども、これは本当に興味深い話の連続だった。OPマニアとしては素晴らしい企画だった。
で、第二部は第一部と同じメンバーという発表があり、会場は少し落胆の気配。何時もは第二部から女性キャスト陣が出てきて一気に華やかになるはずなので。ただ、そこで登場したのが小見川千明。彼女とさらに亀山音響監督を交えて、いつもの生コメンタリーの最終回バージョン。とは言え、セリフの音量が大きくて鑑賞会の態だったけれども。
そして、第三部はそのままの出演者かと思いきや、ここで女性キャスト陣が4人揃う。小見川千明に加え、矢澤りえか、白石涼子、そしてこのイベント初出演となる松来未祐が登壇。このイベントの名物になりかけていた田村睦心が自宅謹慎(w)というのは残念だが。
ここでは、原作者からの各キャストへの言葉とか、原作者が選ぶ名場面映像で作品を振り返ったりとか。ある意味、イベント最終回としてのコーナーだったのだろう。けれども、それ町イベントとしてはいつもどおりのグダグダした感じでもあり。
ゲストの皆が声をそろえ言うのは「アニメ二期をやりたい」という事。一期のシリーズ構成自体、実は二期を想定して、出来るだけ前半の方を選んでいたという情報もあったり。
作り手側としては、二期を作る期満々。ただその決定は売り上げにかかっていると言う状況なのだろう。アニメシリーズとしては、非常に出来が良かったこの作品。作り手も手応えを感じているようだ。是非続きをと願いたいが、世は結構経済的にシビアな状況。どうにか二期を実現してもらい、そしてその発表の場としてこのイベントを再開して欲しいものだ。

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