C3-シーキューブ-

なんだか、普通に面白い。作品的には、「無い」能力を持つ、他人を放っておけない主人公のところに、「有る」能力によって不幸な少女が沢山やってきて助けられる・・・という、もうラノベでは典型的な構造。「ブラックホール=ハーレムもの」とでも命名しようかw。ステロタイプのどぎつさに、大沼心のどぎつい演出が実に良くマッチしていて、軽く深く楽しむ事ができる。