「ネギま!」と「だらオタ」

そういえば、最終回を迎えたネギまについて、その作品全体の感想を語っていなかった。
私にとってネギまはどのような存在か。
これについては、少し前に楊さんの記事に関連して書いた「「ネギま」は、「オタク心」の育ての親である〜」で、似たような事を語ったので、なんだか書いた気がしていたのだけれども、これは、ある意味「他人事」として一般論を書いただけなので、まるで書き足りていない。もう少し書いておこう。
ネギまに最初に触れたのは、ごく普通に赤松健を読むべき漫画家だと認識していたからであり、それほど劇的な出会いでは無かった。
しかし、一気に深くはまり込むことになる。そのきっかけについては以前も書いたことがあるのだが、それは39時間目の一コマ、コタローとの戦いの前にナギの事を思い出す場面だ。(ネギま!ビッグバン 〜ネギま!との出会い〜(2007/7/17))
このシーンによって、ある意味、今に至るまでのネギまのシリアス部分に気が付かされたのだろう。以降、今までまともに買った事も無かった週刊漫画を毎週買う習慣さえついてしまった。
結局、このブログの開始もネギまに触発されたものだろう。
それ以前から、他の人の開設してくれたアニメ感想BBSとかに時折書き込みをしたりしていたけれども、ネギまという「ネタの宝庫」が毎週発表される事から、「これならばネタ切れする事は無いかも」と、勇気付けられて開設したのが、このブログだ。
実際に書き始めてみると、ネギま関連サイトが山ほどある事に気が付き、それまで以上に熱中することになったりして。以降、始めてにして未だに続いているのだから、ネギまには相当な恩義があるわけだ。
また、当然の事ながら、ネギまの声優展開にも非常に興奮した。
ネギまの声優が発表されたのは2004年の1月。その頃は、声優イベントめぐりの趣味を始めて3年目くらいでその興味も過熱していたこともあり、ネギまイベントには、正に渡りに船的に熱中した。ブログ開設以降はイベントを巡って感想を書くという流れも出来た。
あとは、お茶会。これについては、真性リアルバッドラックの持ち主なので当然抽選とかには当たらなかったのだけれども、推薦枠とかで参加できたりして、本当にありがたかった。対人のまともに出来ないダメオタクなのに、ここで顔見知りになった人とかもいるし。
この時、ネギまを思うがためとはいえ、恩を仇で返すような書き込みをしてしまったりして、これについては未だに忸怩たる思いがあったりする。
とにもかくにも、結局、ネギまによって今のアニオタライフのスタイルが作られてしまっているのは間違いない。声オタ活動も、感想の書き込みも、ネギま以前から始めていたから、「ネギまだけじゃないよ」とかいきがりたくもなるのだけれども、なんだかんだで、ネギまによって楽しむ事が出来、力を付けられていたからこそ、ここまで続けてこれたと言って良いだろう。
やはりネギまは、私にとっても「オタク心の育ての親」というわけだ。