シャイニング ファン フェスタ 2012 Spring メルパルクホール

実は今、最も気に入っているアニメ「幸せのパン」のイベントでもあるので、かなり期待して参加。しかし結果としては、「ビミョー」なイベントだった。
セガの肝いりゲームシリーズでもあるだろうし、今新作が出て、アニメにもしていて、それも10周年だしで、いわば更に勢いを持たせるイベントにすべきなのだから、「ファン還元イベント」として採算度外視的なものを期待してしまうのだけれども、実際には、イベントコストの計算が随所に感じられるものだった。
えーと、「ブレイド」というゲームの売りって「歌」だよね。水樹奈々も出てるよね。なのに水樹奈々の歌どころか、今やってるアニメの主題歌一つ歌われないのはどういうわけなのだろう。まあつまり、ギャラをケチったんだよね、と思われても仕方が無い。
内容的には、ハーツ、ブレイド二作品のコーナーに分けて、ハーツではプロデューサーが作った映像鑑賞とシチュエーションミニドラマの生アテ。ブレイドではラジオの公開収録とクイズコーナーと物語の後日談生ドラマ。
いや、ミニドラマとか、クイズとか、後日談とかは充分満足出来るものだったのは確か。特に後日談とかはゲームやってたりすれば感涙ものだろう。とは言え、これだけ動きの少ない内容だとすれば、それを盛り上げる何かが必要なはず。なのに、映像鑑賞とか公録とか、出演者の魅力を出し切れない枠にはまった内容では、盛り上がりに欠けること甚だしいだろう。
言ってみれば、出演者ではなく裏方が頑張っているイベントであり、その裏方が特別な面白みを持っている訳では無いのでは、しまらないイベントとなってしまうのは当然だ。例えばアニ○レのゆ○とか自身が無類のエンターティナーだったりすると、彼が出ただけでイベントが盛り上がったりするけれども、そういった人はそうそう居ないよね。
ならば、本質的にエンターティナーであるところの声優たちを、もっと活躍させるようなイベントを作るべき。ギャラが上がろうが生歌を歌わせたり、もっと声優達が活発に動くようなゲームコーナーを作ったり。もしくは、より深い作品に対する心境を長く語らせるコーナーを設けたり。
・・・まあ、いじいじと愚痴を書いているのだけれども、早い話が、
パン焼き三人娘の「ふわっふわのまほう」が、何故聞けない!!
と憤っているわけだ(^^;。めちゃくちゃ期待していたのに、これは、このイベントの企画者は万死に値するよね。ひじょーに残念だ。