Minori Chihara Live Tour 2012 〜D-Formation〜 NHKホール

そして、ここに向かう。
まあ、ここまで来ると、ほぼ集大成的な雰囲気になってくるよね。追加公演的なものも発表されたけれども、それを除けば、おそらくここがツアーで一番デカイ箱だろう。紅白をやるところでもあり、そのステータスという意味では武道館にも匹敵するホールのような気もする。
なんというか、こちらも激しく楽しんではいるのだけれども、気分的には落ち着いて、ライブの全体像を把握するようにもしてみたり。
このライブは、作品的にはやはり物語性が強いだろう。
みのりんによると、「アルバムに」物語のイメージを込めたと言っているので、その名を冠したこのライブでもその物語性が込められているはず。・・・なのだが、ライブのMCでその物語の中身について語る事はしないので、「ライブに」物語のイメージを殊更感じ「無くてもよい」ようになっている。
しかし、改めて歌詞まで含めてライブに物語性を意識してみると、また違った感覚で、つまり物語を楽しむようにライブを楽しむ事が出来る。
これは、少し勿体無いかもしれない。少しだけでも、みのりんのMCに芝居がかったセリフとかがあったりすると、よりこういった楽しみに気付く人が多くなるのではないか、とか思う。ただ、芝居はちゃんとした段取を踏まないと演出的に上手くいかないので、諸刃の剣なのだが。
ただ、堀江由衣などは全編物語だし、水樹奈々も一部芝居を取り入れたりとかで、エンターティメント性を高めている。元々のコンセプトから物語性が強いライブなのだから、もう少し冒険してみても良かったのではないか、とか考えたり。
幕張では、どんな風にバージョンアップするのかな、とか期待してみたりw。

ZONE//ALONE

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