早稲田大学早稲田祭2012」内「『K』×『WASEDA』- What is your “K”? -　早稲田大学早稲田キャンパス 15号館 401教室

今年の大学祭声優イベントはどこかおかしい。とにもかくにも被さり過ぎている。どうしてこんな事になっているのか、幾つもの大学で学祭の日が重なり、どこも力をいれて声優を呼んでいて、結果、食い合っている。この「Ｋ」のイベントも実績ある妹研究会主催だし、作品に特化していて、今旬と言える声優を呼んでいる、実によいイベントなのだけれども、普通なら満員になるべきイベントに空席があった。実際、個人的にも他に食指が動きそうなイベントが沢山あって、誘惑されかけてたし。
まあ、ここを選んで大正解と言えるイベントだったのだけれども。
とにかく2時間、実にボリューム満点のイベントだった。トーク中心ということで、小松未可子、佐藤聡美の二人が作品について色々語ってくれた。二人とも実にサービス精神旺盛で、話の盛り上げもうまいし、アフレコの裏話とか興味をそそるトークなどをしてくれる。みかこしは女海賊、しゅがは好奇心少女と、最近の当たり役があるものだから、それに絡めたセリフに発展したりして、いくらでも場が盛り上がる。
企画コーナーとしては、4話を上映しての生コメンタリ。しゅががメガネ男子好き好きぶりを発揮したり、ねこのセリフに癒されたりと盛り上がる。
そして、みかこしによるＥＤの生での初披露も。生ギターによるアコースティックバージョンということで、ここにも力が入っている。
もう充分すぎるほど素晴らしいアニメイベントだった｡なんというか、アニメシーンに無くてはならないイベントというほどに。だって、ＡＣＥだって電撃だって1時間弱の細切れステージが中心だから、下手すると作品にほとんど触れない声優トークとかもあったりするし。
いやほんと、主催者には感謝したいものだ。