アニメロミックス Presents MINORI CHIHARA BIRTHDAY LIVE 2012 supported by JOYSOUND×UGA さいたまスーパーアリーナ

ついにここまで来たか。もう感慨無量。
女性声優ソロライブとして、水樹奈々に続き二人目のさいたまスーパーアリーナ達成。（もう一人ソロイベントした人もいるけれども、それは数えなくてよいかなｗ）ここまで来れるとは、彼女の事を追いかけ始めた頃ですら、流石に想像出来なかった。本当に想像を超えて大きくなっていく人だ。
しかし今となっては、この快挙を成し得た彼女力は、「一目で」理解できる。
・・・これほど美しいライブは、他でも見た事が無い。
彼女の歌に合わせて、観客の灯すペンライトが次々と色を変え、会場を染めていく。その様たるや、今となってはペンライトが当たり前となっている声優ライブシーンの中でも、そのバリエーション、その統一感、どれをとっても最高の「パフォーマンス」と言えるだろう。
観客からのその「パフォーマンス」こそ、茅原実里最大の力。彼女が観客に、「彼女を応援したい」と思わせる力があってこそ、こういった想像を超えたライブが出来る。
また、彼女にとって、今の彼女を形作るまでの「道のり」も、この力に影響しているだろう。
このライブでは、彼女は特に過去の事を振り返っていた。まだ茅原実里がランティスから再デビューする前、鳴かず飛ばずの頃のエピソードも赤裸々に語り、ここまで来れた事に対し、観客に謝意を述べていた。
つまり、彼女は奇跡的な存在。ギリギリの所から、信じられない様なシンデレラロードを歩んでここまで来た。その奇跡を身に纏った、いわば伝説的な存在とも言える。ファンにとっては、彼女のこの奇跡をより大きくしたいという夢も、彼女に対して思っている。
この日の彼女は、このハレの大舞台にあって、とても気持ち良さそうに、その美声を響かせていた。その晴れやかな様子を見るに、茅原実里自身には、より強い拡大思考がある訳では無いかもしれない。
しかし、茅原実里が、彼女が望む歌を歌い続ける限り、ファンは彼女の奇跡がより広がっていく事を願うだろうし、それは、彼女の次の奇跡となっていくに違いない。
茅原実里の更なる奇跡を期待したいものだ。

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