「ココロコネクト ミチランダム」イベント上映 シネマート新宿 スクリーン1

テレビ放映最終回の後の14・15話の上映と、キャストと監督のトークショーという趣向。正直に言うと、最大萌えキャラであるいなばんの沢城みゆきの話が聞きたかったのだけれども、その日は都合が悪く、金元寿子の回も捨てがたかったのでこの日を選択。最近、仕事が恨めしい。
なにはともあれひーちゃん可愛い(*^^*)。結果オーライと思わせてくれる。彼女の安定してキュートな声は天下一品だ。それに穏やかだし落ち着いているし、彼女を見ているだけで癒される。トークの内容的には、演じるにあたってのエピソードとか、各編の自キャラのお気に入りシーンとか。一番いやな現象はという質問では、いおりんみたいな妄想するので、欲望解放がイヤらしいw。
本編の方では、いおりんが大変な事に。とは言え、テレビ放映では、彼女については最後まで奥歯に物が詰まった感じで感じていたので、この展開は思っていとおり。
ていうか、いおりん良いなあ。彼女のような面倒くさい性格のキャラは、かなりお気に入りだったりする。
人は、好ましくない環境におかれると、本質と性格とが乖離する事がある。これが行き過ぎると解離性同一性障害、つまり多重人格になってしまうのだけれども、彼女の場合はその手前で自身を守っている。
そんな危うさの中にあって、それでも他人に対して明るい影響を与え続ける彼女は、やはり本質的には強い存在なのだけれども、このエピソードでは、感情伝道なる裏技によって、自身の内なる黒い部分を想い人に知られてしまい、それを自身の本質だと信じて、すべてを諦めてしまう。・・・あーめんどくさいw。
けど、そういった自身の黒い部分を見つめ続け、その存在を認めてもなお、他人に優しくあろうとしていた彼女の心の力こそが、彼女の本当の本質。彼女の本当の良さは、こうやって彼女が追い詰められた時にこそその意味が明らかになるはずで、その点、このエピソードこそ彼女を描く為には必要なものになると思う。今後の展開が気になるところだ。(原作未読)
ところで、イベントのなかでひーちゃんがいなばん@みゆきちの「オレンジ」というセリフを絶賛していたけれども、確かにあれは凄かったよなあ。一体どうやってあの発声をしたのか全く想像出来ないくらい。うぬぬ、やはりみゆきち回もみたかったかも。