両国国技館座長公演“水樹奈々大いに唄う 参” 両国国技館

座長公演は初回ぶり。やはり抽選だけではなくて、しっかりキャパを取ってもらって興行するステージの方がありがたい。まあ、内容が内容だから、これ以上大きいとイベントなり立たないだろうし、微妙な線だろうか。国技館の中心にステージを組んで円形劇場的に使用していた。
いつも通り、みっしーが出てきて、ミニライブがあって、舞台転換には新作BDの上映会という流れ。そして舞台に繋ぐことに。
けれども、今回のその舞台のボリュームが、かなり大変なことになっていた。ものごっつ見ごたえがあった。なんといっても、しばらくの間水樹奈々が出てこないw。そして登場するのは、能登麻美子福圓美里保村真小西克幸沢城みゆき杉田智和名塚佳織松本保典錚々たる顔ぶれ。内容は「水戸黄門」のパロディで、黄門一行が悪代官の町で事件に巻き込まれるのだけれども、その黄門様が出てこない。
で、出てきた黄門様が・・・なんだかとってもちっちゃな猿回しのような格好の娘ww。まあ、つまり水樹奈々
あれは唖然とする。要は、舞台の中心にいて鮮やかな衣装を着けた時と印象がまるで違う。いや本当に、その小さい女性があれだけパワフルなんだと、改めて驚かされたり。
その後は、とても派手な殺陣をふんだんに織り込んで、また、パロディ、下ネタ楽屋落ち、何でもありのアドリブが随所にありと、とても楽しい芝居が展開。それも、そのボリュームも相当なものだった。
さらには、宮野真守も登場して会場内騒然なほど盛り上がったり、作・演出も担当している浅沼晋太郎も登場して活躍したり。浅沼晋太郎の演劇を見るのはこれが最初ではないけれども、ここまで楽しい大作が作れるんだと、改めて感心してしまった。
ともあれ、ライブパート含め2時間半近くのボリュームで、充分満足出来た。これならば、十分お金はとれるでしょう。今後もこの程度の規模で運の有無関係なしに参加出来る形がありがたいなあ。

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