武装神姫フェス〜マスターのためのフェスティバル〜 舞浜アンフィシアター

昼の部だけ参加。
とても素晴らしいアニメイベントだった。まず最初に舞台上に登場した15cmの武装神姫同士の掛け合いによるちょっとしたミニドラマから、次に各キャストが次々に登場し全キャストがキャラソンを惜しげもなく披露。その後は全キャスト揃ってのトークコーナーとして、名場面の振り返りとラジオのキャストあすみんとみのりんの掛け合いの楽しさを再現するクイズコーナー。そしてazusaによるミニライブを結構たっぷりと。もちろん最後には神姫によるOPも振り付きで披露された。構成としてこれ以上は無い良いアニメイベントだったと思う。
それだけに、客席に空席があるのは残念。まあ、そうだよねとは思う。作品自体がそれほど盛り上がっていたとは思えないから。
この武装神姫については、とても長い企画で数年前にもTAFでイベントを見た記憶があるけれども、それがアニメになってくれたのは純粋に嬉しかった。出来た作品自体とても丁寧で力が入っている事が良く判るアニメだったし。
けれども、その内容が良いかどうかは別。武装神姫という模型企画があり、それとアニメを融合させるというのは、おもちゃ発アニメが主流だったこともあるこの世界では別に珍しい事では無い。その成功法もある程度確立してきたのではないかとも思っていた。けれども、ダメだったね。
こうして声優イベントまで考慮してくれる作品は、総合的にエンタメを楽しみたい私にとってはとてもありがたい企画なのだけれども、その核とも言えるアニメ作品がついてこれなかったのが残念でならない。・・・これはその内に、何かダメだったのか分析して書きたい。ある意味、この素晴らしいイベントを作ってくれたスタッフキャストに対するエールにしたい。
武装神姫という企画そのものは続いているだろうから、これで終わりではなく、次につなげて行って欲しいものだ。

武装神姫 7 [Blu-ray]

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