ウタ娘定期ライブ 赤坂元気劇場

このイベント、田所あずさが出るのだと言う。少し悩んだのだが、アイカツで盛り上がっているこの時に行かない選択肢はなかった。
で、入ってみたのだけれども、これが恐ろしい場所だったw。
いや、普通のライブハウスなのだけれども、時間になっても観客が数える程度。それもどうみても古参のアイドルオタクばかり。そして、演者として出てくるのは小学生アイドルとかで、古参ドルオタの前で集団で踊り始める。
いや、小学生アイドルを地下で躍らしちゃダメでしょ、とか「お巡りさーん、ここです」とか、猛烈に理性が拒否反応を起こしているw。「エコール」とか思い出す。ほんと、親御さんはどこにいるのと思う。
少女がキラキラしたものに憧れて、アイドルを目指すというのは分かる。けれども、そのアイドルの現実は、その大半が男子の欲望に晒されるということ。それは何時の時代になっても変わらない。その典型、極致がここに展開していた。やはり、少なくとも小学生以下はちゃおフェスとか守っている中でじゃないと駄目だよ。アンダー12はヤバすぎる。
正直かなりげんなりしたのだけれども、ある意味勉強にはなった。能力のあるアイドルとかも沢山居そうで、今の時代のアイドルの層の厚さを改めて思い知らされた。
田所あずさはアニソンカバーを3曲。アイカツは無かったのだけれども、それはもう素晴らしい美声だった。やばい。やはりグランプリの声だ。最高に気持ち良い歌声を堪能する。
この時だけファンが青のキンブレで揃ったりして、アニオタ文化になるあたりが妙に可笑しい。田所あずさトークでは他のアイドルに比べ少しもたついてるけど、それも含めて声優的な立ち位置でオーラが出ていた。そう、こういう雰囲気こそ求めているものだよ、とやっと落ち着いたw。
充分満足したので、これにて退散。怖い所だった。実にもったいないけれども、またこんな場所でやるのなら着いていくのは難しいなあ。