スフィアLIVE2014 スタートダッシュミーティング Ready Steady 5周年! in 日本武道館

前回の武道館ライブは、実は参加するつもりだったのに参加出来てない。とは言え、あの当時の事を思うと、あれから様々なことがあった後のこの武道館ライブはなんだか実に感慨深い。あれからたった3年とちょっとなのに、凄く前の様な気がする。
そんな思いを込めて参加して、そしてその内容がまた今までの集大成的なものだったものだから、なんとも言いようがない想いが込み上げてきて困った。
全ての曲が、ある意味クライマックス。様々なライブでラスト近くに披露された名曲ばかり。いや、スフィアの曲が名曲ばかりだから、アルバムにこだわらないで万遍なく構成するとこういうことになるという事か。二日目はセトリがらりと変わったけど同じような印象を持ちそうだし。
ともあれ、懐かしい曲から新曲まで、それも第一線のアニソンが散りばめられたセットリストを大いに堪能した。
このライブを体験して、改めてスフィアというユニットの存在の大きさを感じざるを得ない。それぞれが声優として第一線の活躍をし、その上でユニットとして数多くのアニソンを提供し続けている。かつてこれほどの偉業を成した声優ユニットは他に無いだろう。
思うのだが、声優がアニメの楽曲を務める意義は大きい。声優はキャラの依代であり、視聴者にとっても親近感のある存在だ。それが楽曲でも参加しているということは、楽曲がより作品に近づくと言う事でもある。もちろん、楽曲には楽曲なりのイメージが必要だし、それを作品と合わせる為にアーティストを選ぶのは当然だけれども、その選択肢の中に声優アーティストが含まれることで、より作品の魅力が上がる可能性がある。スフィアはそれを実現できる能力を持っているからこそ、数多くの作品の楽曲に選ばれているはずだ。
このスフィアの成功は、目に見えない形でこの後のアニメにより魅力的な可能性をさし示しているように思う。この実績に対して、アニオタとして感謝の念を感じざるを得ない。
終演後、最寄りのさくら水産ではスフィアファンが集まり、互いに顔見知りでもないのにエールの交換が行われていた。これも、スフィアと言う存在の大きさ故だろう。そんなところにも彼女たちの実績の大きさを感じられた。
スフィアのこれからの活躍にも期待したいものだ。

Eternal Tours(Type A)

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