アニトーク!七夕祭り!! 赤坂BLITZ

声優のトークイベントは苦手だ。やはり有料イベントはその料金に見合ったパフォーマンスを提供すべきであり、それは駆け出しタレントであるアイドル声優の話芸と釣り合うとは思えない。ましてや、この手の番組紹介がメインの宣伝イベントで金をとるとか、声オタのアイドル声優に会いたいという欲望に付けこむボッタくりにしか思えない。よっぴーが絡んでるようなので少し期待したのだけれども、やはり駄目だった。よっびーは観客を上級者と煽ってたけれども、最近血迷っていてこのイベントに参加した駄目オタクとしては、まずそんな事を思ってしまった。
好きで金だしてるならそれで良いじゃんという意見もあるかもしれないけれども、結局、擬似恋愛感情を金で解決しているだけで、その歪んだ構造はいつか大きな反動を付けて廃れるんだよね。
とは言え、声オタとして楽しいことは楽しい。特にこのイベントで扱う作品は、新人声優を積極的に取り入れているものばかりなので、そのあたりを気にしている者としてはどうしても興味を惹かれてしまう。
特に注目は「ロコドル」。この作品は前日見て一気に注目作になっている。そしてキャストも気になっているところ。
伊藤美来はスタイリップスの関係で研修生の頃から見ている。容姿でアイドルの資質を高く感じさせ声も魅力的。だけれどもすぐに笑顔を忘れる不器用さ。ここでも正にセンターを務めているにも関わらずすぐに仏頂面になる。不思議な雰囲気の娘だ。
そして、水瀬いおり。今ごちうさに心奪われ中の者にとっては彼女に会えること自体嬉しい。正に本隊所属の精鋭部隊だ。彼女の萌えセリフ一つでこのイベントの元を取った気分にさせられてしまいそう。
他の声優もフレッシュなものばかり。みならいディーバのりえしょんがまるでベテラン扱いなくらい。
ひめゴトのあいまいについては先日見たが、六畳間のインベーダー達は初めて。彼女達は声優アイドルというよりもミルキィやゆるゆりみたいな感じだろうか。まだステージ上でわたわたしている感じだったけれども、もし作品が化けたら面白いことになったりするのかな。
正に声優青田刈り的なイベントだった。やはりダメオタクな私にとっては、上級すぎるイベントだったよ。