『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』Presents!佐藤竜雄監督50回目の誕生日を祝っちゃおうの会 ロフトプラスワン

このイベントは三回目の開催らしい。最初の時に行ったはずだけど、その後も続いていたということか。
今回、モーレツ映画版に絡めての開催らしいけれども、毎回参加していたらしいみかこしは不在。大阪でライブとか。代わりと言ってはなんだが、登場したのが下田麻美金元寿子。この二人は映画のキーパーソンだから、ある意味正解か。というか、ひーちゃんセラムンはちゃんと見てきたのかな。目の前にマーキュリーがいるという不思議w。
トーク内容は劇場版についてがメインで、特にMCの藤津氏が結構丁寧に監督に質問してくれるので、演出意図とかかなり深く答えてくれる。サトタツ監督はどこか人をくったところがあってこういうトークイベントでも少し構えている印象だったのだけれども、そんなことはなく。歳を取って逆に無茶をするようになったとかいっていたけれども、どこか変わったのかな。自身のイメージの原体験とかをポンポン話してくれて実に興味深かった。
他にも、会場からの(実はあさぽんからの)質問で、初恋話になったりしたのだけれども、これはひーちゃんの話がちょっと胸きゅんで良い話だったなあ。
サトタツ監督の作風は「分かり易さとロマンチシズム、そしてほんの少しの社会に対する警鐘」だと思っている。分かり易さを優先するが故に設定を簡略化したり人間関係を単純化したりして「自分のレベルの作品を敢えて観客に与えない」というイメージ。「本気で作っても受け手が気付かないだろう」という意図をどうしても感じている。考えすぎだろうか。
けれども、最近無茶をするようになったとか言っていたので、心境も少しずつかわっているのかもしれない。このトークイベントでもそんな変化を感じ、今後の監督の作品に期待したくなってきた。

モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- あきまんデザインワークス

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