アニメＪＡＭ２０１４ 幕張メッセ 国際展示ホール５

突発的現れたこのイベント。アニメ作品を幾つか集めて、声優さんのトークとライブを行うという。
最近、声優のアーティスト活動や主題歌におけるユニット活動がとても活発になり、それならば、アニソンフェスなどでも声優が主題歌などで活躍する作品で固めて実施して欲しいと前々から思っていたので、正に願望を形にしてくれたイベントと言える。
取り上げた作品はハナヤマタ、プリパラ、ハマトラ、日常系、トリニティセブン、ＷＵＧ。どれもそれなりに魅力的な作品だ。逆に言えば、ａｖｅｘもやっとここまでファンに届く作品を作れるようになったとも言えるｗ。実質、ＴＡＦとかでやっていたａｖｅｘライブなどは「どこかずれてる」という印象だった。LEMON ANGEL PROJECTもらぶドルも後の作品を生み出す大切な礎になったという訳か。今後もこのセンスを維持して欲しいものだ。
声優的な力量で言えば、ダントツでトリニティが一番。それもあってメイン作品という扱いだっただろう。ハマトラ、日常系、ハナヤマタがそれに続き、ＷＵＧとプリパラが新人枠。ただ、この新人達がアイドルとしてのパフォーマンスも持ち合わせているものだから、実に華やか。また、ゲームコーナーでもトークの受けを取る為に一瞬で自分を捨てる覚悟を決めるメンツだったりもする。声優のトークはすこしふわふわしているくらいでも大丈夫という常識は、生き馬の目を抜くアイドルの世界では通用しない。力量の中堅と度胸の新人が同じステージに立つという、かなり熾烈な状況だった。本当に、最近の声優業界は水面下で大きな動きがあるように思う。それをこのステージでも改めて感じさせられた。
トークパートではそんな熾烈かつ楽しい内容だったし、ライブでも声優達がちゃんとユニットソングとかを披露してくれたり、ＯＰアーティストも出てくれたりと盛り沢山で、大いに堪能した。
声優達にこういったアーティスト能力を持つ者が多く参画している中で、それを活かすイベントはもっと沢山あっても良いはず。今後ともこの手のイベントが多く企画、開催されることを期待したいものだ。

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