プリパラ&プリティーリズム クリスマス☆パーティー 幕張メッセ 国際展示ホール5

ついに、ついに、ついにここまで来たか…と深い感慨が込み上げてくる。
プリリズと言えば名のある声優がアイドルを演じ、もちろん歌も歌うコンテンツ。それは声オタとしてとても魅力的で、是非イベントもしっかりやって欲しいと思っていた…思い続けていた。
しかし、このコンテンツは同時に小さな子向けであることが前提としてあって、大きなお友達向けのイベントを打つことは構造的に無理があるということになるのだろう。いままでに開催されたのは、最初のCD販売時のパセラリゾーナ、そしてプリリズシリーズを一旦終了する記念としての昨年のファンパーティくらいか。どちらも参加したが、キャストも元々小さな子向けのコンテンツとして臨んでいるのでどこか落ち着かない様子だったし開催も少し中途半端だったように思う。いや、このコンテンツは大人も子供も楽しめるコンテンツとして、このようにしっかりとした開催をして大丈夫なのに。昨年の成功を基にやっとここまで来たと言う事なのだろう。
しかし、それでも遅きに失した感があるのは否めない。もう既に時代はプリパラ。プリリズ時代の三作品の多層世界をライブとして表現するには、この一回の開催では全然足りなさすぎる。特にODからDMFに至る驚天動地の展開は、プリリズの根幹を無しその後を決定するエネルギーを有していたと思うのだけれども、このイベントにおけるMARs達は少し隠居の身みたいな感じだったし。やはりOD・DMFよりもRL、RLよりもプリパラの方が勢いがあるのは、致し方ないとはいえどうしても寂しいものだ。MARsはキャラを外して、LISP復活としてライブコーナーを設けて欲しかったんだけどなあ。
とは言え、大勢の歴代キャストを交えてのゲームコーナーとか作品毎のオリジナルドラマとかは楽しかったし、各作品万遍なく活躍の場を設けられたライブコーナーも堪能した。いや凄いメンツが揃っていたものだ。
今回の開催成功を基に今後も継続して欲しいイベントだ。