内田彩アップルナイトin赤坂BLITZ

実は少し誤解していて、チケ取るときこのイベントはてっきり正式なソロライブだと思ってた。実際にはこれもまたアルバムの発売記念イベントということで、正式なソロライブとしては居ないらしい。まあそれも彼女らしいと言えるかも。
内田彩については、μ’sの中では声優としての叩き上げとしてある意味一番信頼している人であり、愛着も一番ある。考えてみれば、内田彩以外のμ’sメンバーのソロイベントとか参加したことが無いかも。実際にはもう一人信頼しているみもりんについてはチケとか取りづらいしね。
印象に残っている彼女の言動では、学祭イベントで学生達に声優の演技の仕方を丁寧に教えてくれる様子とか、絶滅危愚少女イベントでアドリブ振られてかなり慌てている様子wとか。決して器用ではないけれども、誠実に事にあたる人という印象か。大学生達にもお姉さんのように接していて、姉御肌もある感じ。
そんな人だから、アーティスト的な活動とかは及び腰なのかなと思っていたら、結構積極的に活動している。ただ、彼女は本当に作り込みの人なので、本当の歌は彼女自身のオリジナルソングで無いと良く分からないなあと思っていた。
だから、@JAMでデビューを発表し、そのオリジナルソングを聞いたとき、その魅力的な歌声を聞いてかなり嬉しかったものだ。声優のキャラの魅力をそのままに、ごく自然に楽しい彼女自身の歌にしている。キャラソンはやはりそこにキャラが乗っているから成立する事が多い。キャラを外してなお魅力的な歌として成立させるのは、そこに独自のセンスがないと難しい。内田彩は非常にストレートなアニメ声優としての歌声を作り出している。これは素晴らしいセンスだと思う。ついで、そのデビューがアルバムであり、その魅力が多岐に渡って維持されているのも見せつけられ、本当に素晴らしいと思ったものだ。やはり、自分に求められているものを客観的に分析し、誠実に作り上げていくという過程がアルバム作りもにあったのではないかと推測してしまったり。
イベント内容は、そんな彼女の拘りからなのか、アルバム各曲の解説にとても多くの時間を費やしていた。それは彼女を応援する者としてはとても嬉しい内容と言えるだろう。(他の声優でもこういうイベントをやっているが、ほとんど少数抽選だったりして参加出来ないのが悲しい…)
また残り半分はミニライブで、ライブとしても十分満足のいくものだった。とは言え、やはりこの次は是非フルでソロライブを開催して欲しいものだ。