TVアニメ「ミリオンドール」放送記念『第0回ファンミーティング』 追加公演 科学技術館サイエンスホール

ミリオンドールは既に読んでいる。アイドルオタじゃないけれども、声優オタとして知らぬ間に現場オタに成ってる者として、またこんなダメブログを続けている者として、二人の主人公双方に強い親近感を持たざるを得ない。
そんな親近感のある作品の声優が伊藤未来なのだという。これまた【ろこどる】から続くアイドルアニメの流れとして強く意識せざるを得ない。かなり強い動機を持ってイベントにも参加する。
そして、アイドルアニメのイベントの良さを実感する。アイドルアニメの現場はイベントだ。そのアニメの現場としてのイベントが、正にこのようなイベントとして現実の下に顕現する。アニメ世界が現実化するその現場に立ち会う事の出来るイベントこそ、アイドルアニメのイベントと言える。まだ持ち歌は少なくいとりおの歌もフルでは無かったのだけれども、実に楽しいライブだった。
また、トークも楽しい。男オタのアニメイベントでは、舞台上に男性声優が登った時、出来る限り盛り上げようとする姿勢がある。女性アイドル声優にしか興味が無いなどの姿勢はイベントを盛り下げるし、自分達の共感の対象として舞台上で目立っててくれた方が嬉しいから。そのため、リュウサン役の梅原裕一郎が誰よりも人気を集めていたのが可笑しかった。
唯一残念だったのが、みっくの歌の時一観客が席を離れてステージに詰め寄り、バルログブレード振りかざして丸々曲終わりまで踊り狂って居たこと。…自己厨オタ醜悪の極地。オタク擁護の作品でもあるからスタッフ側も止められなかったようだけれども、全ての客の気分を害する行為がまかり通ってしまったのは残念極まりない。その後原作者から禁止行為としてのアナウンスが出てたけれども、あれは止められなかった興行者の正式な謝罪が必要なレベルだろう。みっくに危害が及ばないかと本気で心配したよ。
ミリオンドールは素人レベルの世界を描いた作品だけれども、作り手も素人レベルになって欲しくは無い。その後のイベントでも突然開催中止になったりと、どこか不安定なのは気にかかる。気に入っている作品なので大切にしていって欲しいものだ。

Dreamin' × Dreamin' !!

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