久し振りに見る。いやはや、駄目だ。この作品、当初発表された時、先鋭的過ぎて十年後の作品だと思ったものだが、今見ても、全然先鋭的過ぎる（ｗ）。これはもしかしたら、後３０年は寝かせないといけない作品なのかもしれない。（ｗ）

第１話を見る限り、力が入りすぎてあまり上手さを感じさせない。しかし、単に複雑なだけ、丁寧に描き込んでいる、というだけでなく、なかなかの深みを感じさせる。今の時点で評価は出来ないが、結構良い感じになりそうに感じる。

なんだか色々駄目な作品（ｗ）。感情表現とか、演出とか、もう適当そのもの。しかし、その駄目さ加減がなかなか楽しい。つけて併せて、中原麻衣の声の力でもかなり救われている。下屋則子もなかなかだ。この駄目ッぷりから、どれだけとんでもなく凄い展開に…

やはり、なんだか色々と上手いなあ。アイドル物が何故かロボット物になってしまった事への疑問は脇に置いておくとしても、単にロボット物というだけでなく、各キャラの描き方一つ一つが他愛の無い部分まで上手いので、全然飽きさせない。充分キャラだけで見…

この作品の力はひとえにヒロインの特異性にあるだろう。「極度のあがり症」という設定が実に生々しく描かれていて面白い。あがり症というよりも視線恐怖症と言うべきか。それに加えて妄想癖も持ち合わせている。そんな彼女が演劇研究会に入ってしまうという…

いやはや、怒涛の展開だ。なんだかスゲー事が起こっている事は分かるし、映像も凄い。引き込まれて見てしまう。 とは言え、あまりにも状況の変化が激しくて、それにまき込まれている登場人物達は、自らの意志で動いている暇すらない感じ。人の心に関わるモノ…

一応ＳＦの体裁を整えているものにおいて、一番最初に「神様」的な存在を出してしまう事ほど、恥ずかしいものはない、と思っている。まあ、そこはそれ、少し気張ったロボット物、それもジュブナイルを狙っているのならば、有りなのかもしれない。上手く練ら…