魔法先生ネギま! 125.5時間目「語られなかったエピソード」二幕

街角の人目の少ない奥まった所。
ネギ「・・・つまり彼らは未来の僕達なんです。」
カシオペアを見せながらネギが全員に説明を終える。
3人「・・・」
千雨は考え込み、コタロー、茶々丸は平然としている。
コタ「そうかタイムマシンか」
千雨(魔法の次はタイムマシン?信じろってか?しかし確かにあれは・・・?)
ネギ「あの僕達は亜子さんを連れていました。つまり・・・」
千雨「私達がこれから亜子を探し出して過去に連れて行くというのですね?」
ネギ「え? あ、ハイ。」
千雨「判りました。今は先生の言葉を信じましょう。」
千雨(こうなりゃヤケだ)
千雨「しかしそうなると、亜子にもタイムマシンの事を教えることになりませんか?」
ネギ「・・・それを僕も悩んでいたんです。」
そこに茶々丸が提案する。
茶々丸ネギ先生が魔法で眠らせて連れていくというのはどうでしょう」
ネギ少し考え込んでから
ネギ「・・・すこし強引ですが、それしかないですね。
起きた時に夢だと思ってくれれば良いんですけど。」
千雨「そんなに都合良くいきますか?」
コタ「うだうだいってもしょうがねーだろ。それしかないなら、やってみるしかねーじゃねーか」
むっとする千雨。
コタ「まずなにをすりゃーいいんだ?」
コタローは行動したくてうずうずしている。
ネギ「亜子さんを探すのも重要だけど、リハーサル前の亜子さんの足取りも必要だね・・・。
コタロー君と茶々丸さんはこのまま亜子さんを探してくれる?」
コタ「いいぜ」
茶々丸もこくりと頷く。
ネギ「千雨さんは、」
千雨「しょうがないですね。私は先生の方に付きます」
ネギ「え?」
千雨「まき絵達に会うんでしょう?ややこしいことにならないか不安ですから」
ネギ「ハハ・・・」
その後ろではコタローが既に行動に移っている。